(滋賀)日吉大社を訪問。【その4】東本宮エリア編・日吉大社の始まりの場所。地主神として奥宮の里宮(α7Ⅲ)

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はじめに

滋賀県に鎮座する、日吉大社をご紹介します。
今回は4回目として、東本宮エリアの紹介になります。

東本宮エリアは3回目で紹介した奥宮の里宮です。
日吉大社のもとが奥宮ですが、西本宮に対し小比叡と言われていますが、
東本宮が日吉大社のはじまりと言えます。

御朱印は「東本宮」の1種類のみのため、旧称や樹下宮も含めた御朱印は西本宮で頂きます。

では、東本宮を見ていきましょう。

御祭神

参考:日吉大社ホームページ(http://hiyoshitaisha.jp/

大山咋神(和魂)

元々、牛尾山(八王子山)山頂:奥宮に大山咋神が降り立ったとされます。
比叡山の地主神としての位置づけです。

古事記には、「鳴鏑(なりかぶら)になりませる神なり・・・」
とあり、 鳴鏑(=音を出して鳴る矢)の神と記されます。

のちに大神神社から大物主神を勧請してからは、大比叡に対して小比叡と呼ばれているようです。

奥宮の祭神は、大山咋神の荒魂とされます。
東本宮の祭神も同様に大山咋神ですが、和魂を祀っているとのことです。
(奥宮に対する里宮として、東本宮が建立されました)

なお、 大山咋神 は松尾大社の祭神と同様です。

ご利益は 、家内安全、夫婦円満、良縁成就とされます。
東本宮のご神紋は、二葉葵です。

御由緒など

下記の記事を参照してください。
大宮橋エリアから西本宮エリアの入口を紹介しています。

訪問記

奥宮~東本宮

奥宮から東本宮はすぐ、目と鼻の先です。

東本宮エリア(主要建造物)

東本宮楼門

三間一戸楼門の形式で、入母屋造・檜皮葺・縁付きの建物です。
二階の部分のみに屋根がつけられています。

こちらは入口方面からの写真です。

外側からの楼門の写真です。

東本宮の楼門にはお猿さんはいらっしゃいません。

内側から見た楼門です。

樹下宮(上七社)

右手に樹下宮の拝殿、左手に樹下宮の社殿が見えます。
樹下宮の拝殿・本殿の線と東本宮の本殿が交わっており、珍しい配置になっています。

祭神

鴨玉依姫命
(大山咋神の妃、旧名は十禅師、本地仏は地蔵菩薩です)

由緒

神体山である八王子山をおがむように建てられています。
床下には霊泉湧き出る井戸があるそうです。

ご利益は、安産、子育て、水の神とされます。

社殿ー拝殿

樹下宮の拝殿です。重要文化財に指定されています。
入母屋造、檜皮葺の建物です。本殿と同じ年である1595年に建立されました。

社殿ー本殿

樹下宮の本殿、正面です。重要文化財に指定されています。
三間社流造、檜皮葺の建物です。

樹下宮の本殿、左側からの写真です。色がついているのが分かります。

東本宮(上七社)

比叡山の地主神です。
「御鎮座古けれど社なし」という伝承があり、社殿ができたのは西本宮の鎮座(688年)以降と言われます。

旧称は二宮、小比叡、本地仏は薬師如来です。

拝殿

拝殿です。重要文化財に指定されています。
入母屋造、檜皮葺妻入の建物です。

左右の階段を使って、本宮の拝殿へ向かいます。

右からの拝殿です。

本殿

本殿は国宝に指定されています。
東本宮の本殿正面です。

左前からの写真です。
社殿の周りに堀が巡らされています。

社殿の裏です。

右側からの社殿です。

東本宮エリア(摂社・末社など)

他:樹下若宮(下七社)

祭神

玉依彦神
(鴨玉依姫神の兄妹、旧名は小禅師、本地仏は竜樹菩薩または弥勒菩薩)

由緒

桓武天皇の時代に創建されたと伝わります。
ご利益は学芸上達とされます。

社殿

樹下若宮の社殿はこちらです。

新物忌神社(中七社)

祭神

天知迦流水姫神
(大山咋神の母・大年神の妃神、旧称は新行事、本地仏は

由緒

水の神、瑞々しく美しい神と言われます。

社殿

新物忌神社の社殿です。

隣には、井戸があります。亀井霊水です。
(且つて池があり伝教大師が参拝した際に、霊亀が浮かんできたそうです。水を占ったところ、仏様に捧げる水にすべし、とされています)

大物忌神社(中七社)/早尾神社(中七社)

祭神

大物忌神社:大年神
(大山咋神の父、旧称は大行事、本地仏は毘沙門天です)

早尾神社:須佐之男尊
(旧称は早尾、本地仏は不動明王)

由緒

大物忌神社: 創建は天地開闢とも平安期とも言われています。
 ご利益は五穀豊穣です。お猿さんの顔をした神様とされます。

早尾神社: 根本中堂建立の際に毎日お出ましになられたため、伝教大師が見送りに
 人を添わせたところ、この地へお入りになったためお社を建てたとされます。
 日吉馬場の頂上に鎮座しているため、日吉大社と延暦寺の門番の神とされます。

社殿

大物忌神社の社殿です。

右側からの写真です。奥に大きな社殿です。

稲荷社

祭神

宇迦之御魂神

由緒

大年神の次に生まれた神です。
稲荷の神が降臨した2月最初の午の日に、五穀豊穣・商売繁盛を祈る「初午祭」があります。

社殿

稲荷社の社殿です。

二宮竈殿社(下七社)

祭神

奥津彦神・奥津姫神
(旧名は二宮竈殿、本地仏は日光菩薩・月光菩薩です)

由緒

二宮(東本宮)の食事・調理を司る神です。
大年神と天知迦流水姫神の子で、大山咋神の兄弟神です。

社殿

二宮竈殿社の社殿です。

内御子社

祭神

猿田彦神
(天狗のように長い鼻が特徴)

由緒

天孫・瓊瓊杵尊が地上に降臨した際にお迎えをした「導きの神様」
ご利益は開運招福とされます

社殿

内御子社の社殿です

梛の木

ナギは薙ぎ払うに通じ、災難除を象徴するとのこと

雌凪

男性が女性の幸せを祈る木

雄凪

女性が男性の幸せを祈る木とされます。

入口方面へ向かいます。
楼門から正面へ向かいます。

東本宮から大宮側手前

猿の霊石

角度によって、猿が座り込んで見えるとされる霊石です。

岩瀧社(下七社)

祭神

市杵島姫命、湍津姫命

由緒

平安後期に鎮座。
天照大御神の御子神で、琵琶湖の北に浮かぶ竹生島と繋がっていると伝えられます。
世界遺産・宗像大社の神様です。

宗像大社 辺津宮

社殿

岩瀧社の社殿です。

八柱社(中七社)

祭神

アマテラス・スサノオの神の御子神(五男三女)
(旧称は下八王子、本地仏は虚空蔵菩薩)

由緒

東にある大きな船形の岩(天磐船)に乗って降臨したとされます

社殿

八柱社の社殿です。

須賀社

祭神

素佐之男尊奇魂
(旧称は悪王子)

由緒

ヤマトノオロチを退治。
出雲国の須賀に「我の心はすがすがしい」と宮を造営したことから各地に須賀神社が鎮座。

社殿

須賀社の社殿です。

氏神神社

祭神

加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
琴御館宇志丸(ことのみたちうしまる)

由緒

加茂建角身命は宇志丸の祖先神。
宇志丸は日吉大社の神職家の始まりとされます。

社殿

氏神神社の社殿です。

二宮橋

二宮橋が見えます。
東本宮エリアと入口のエリアをつなぐ橋です。

二宮橋は、石造りの橋です。
現状はと通行できないようになっています。

通行できる橋からの景色です。とても綺麗です。

入口・早尾神社

入口に戻ってきました。

鳥居を出てすぐ右手に早尾神社が鎮座しています。
現在は修復中のため、東本宮エリアの大物忌神社で祀られています。

御朱印

御朱印は西本宮で頂きます。

東本宮

東本宮の御朱印です。

旧称での御朱印です。

樹下宮

樹下宮の御朱印です。

旧称での御朱印です。

日吉大社の登場するオススメ小説

QEDー東照宮の怨

徳川家康に仕えた僧の関係で山王神道が登場します

QEDー河童伝説

日吉と住吉の言葉を説明してくれています。

QEDー~flumen~月夜見

松尾大社の流れで日吉大社も触れられています。

地図・場所

住所

〒520-0113 滋賀県大津市坂本5丁目1−1

地図

さいごに

日吉大社の第4回目です。
東本宮をご紹介しました。

国宝の東本宮の本殿や拝殿、その他、樹下宮の本殿や拝殿、猿霊石など見どころは多いです。
日吉大社の始まりの形でもあります。
日吉大社の地主神、是非参拝ください。

次回は5回目、門前通りと日吉東照宮のご紹介です。

では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!

デル株式会社

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