目次
はじめに
八坂神社をご紹介します。
前半では本殿とその隣にある摂社・末社のみをご紹介しました。
今回の記事では、御朱印を頂ける摂社・末社すべてご紹介すると共に、それ以外の東・北・西に散らばっている境内の摂社・末社、及び境外の摂社・末社もご紹介します。
お楽しみください!!
祭神
本殿の祭神は下記を参照ください。
今回は摂社・末社編となります。
それぞれで祭神が異なるため、各社の祭神は記事中に記載しています。
御由緒
特にありません。
八坂神社の御由緒は下記の本殿編でご確認ください。
また、ご紹介したい!と思ったものは、各摂社・末社に併せて記載しました。
訪問記
八坂神社の場所別で記載しています。
境内が西・北・東、そして、境外です。
境内(西側)/本殿右側
稲荷社(玉光稲荷社、命婦稲荷社)
祭神:宇迦之御魂神
お社
稲荷社として、鳥居がまずあります。
2社で一体と考えられているそうです。ぜひ二社ともにお参りください。
また小さな鳥居があります。
手水舎も設けられています。
こちらが玉光稲荷社です。
玉光稲荷社の隣の階段を登って行くと、もう1つ稲荷社があります。
こちらは、命婦稲荷社です。
お社になります。
御朱印
玉光稲荷社側には御朱印が用意されています。
大神宮者
祭神:内宮 天照大御神
外宮 豊受大御神
お社
こちらも鳥居があります。
少し伊勢神宮のお社の作りに似ている気がします。
奥には、2社が鎮座しています。
左が外宮、右が内宮です。
なお、大神宮者の入口付近に御神水を頂けます。
飲用水ではないのでご注意ください。
御朱印
御朱印は1種類になります。
悪王子社
祭神:素戔嗚尊の荒魂
京都市下京区に「悪王子町」と「元悪王子町」と名の付く町があり、昔はこの町内に祀られていたそうです。
お社
鳥居があります。
お社です。
御朱印
悪王子社にも御朱印があります。
美御前社(うつくしごぜんしゃ)
祭神:市杵島比売神、多岐理比売神、多岐津比売神
(宗像三女神;清浄、潔白の証となった神々と考えられているそうです)
お社
少し広めのお社になっています。
鳥居があります。
こちらはお社の前の美用水です。
肌につけるとよいとされています。複数の女性の方が試されていました。
御朱印
美御前社にも御朱印があります。
境内(北側)/本殿裏側
北側はひっそりとしながらも、穏やかな空気が流れていました。
日吉社
祭神:大山咋神・大物主神
北東に位置しており、鬼門除けということでしょうか・・・。
方除神とされていました。
刃物神社
祭神:天目一箇神
(『古語拾遺』や『諸系譜』によれば、天目一箇神は天津彦根命の子であり、岩戸隠れの際に刀斧・鉄鐸を造ったとされています)
お社
入口です。
刃物発祥の地という石がありますね。
京都は平安時代より王城の地として栄え、その間刃物製造の名工を幾多も排出したとされ、その職人さんたちが各地に散ったため、刃物産業の基盤を確立した、とされています。
お社です。祭神は大きな岩のようですね。
御朱印
北側にある摂社・末社の中で唯一御朱印があります。
五社
祭神:
八幡社(武の神)
応仁天皇
竈神社(竈の神)
奥津日子神(オクツヒコノカミ)、奥津日売神(オクツヒメノカミ)
風神社(風の神)
天御柱命(アメノミハシラノミコト)、国御柱命(クニノミハシラノミコト)
天神社(薬の神)
少彦名命(スクナヒコナノミコト)
水神社(水の神)
高龗神(タカオカミノカミ)、罔象女神(ミヅハノメノカミ)
お社です。
祖霊社
祭神:八坂神社の役員や関係物故者
屋根がありますね。
お社です。
厳島社
祭神:市杵島比売命
容姿端麗で舞を踊ることから、舞踊謡曲の神として祇園の舞妓・芸子の皆さんに崇敬されているとのことです。
入口です。鳥居がありますね。
但し、周りが池に囲まれているなどはありません。
手水舎が用意されています。
お社です。
境内(東側)/ 本殿左側/西楼門側
疫神社(疫神社)
祭神:蘇民将来命
(素戔嗚尊が宿を求めた際に宿を貸した人たちが蘇民将来命。疫病に負けませんでした。
巨旦将来(こたんしょうらい)は富栄えていたのに宿を貸さず。疫病で絶えてしまいました)
お社
鳥居が付いているお社です。
お参りしました。
御朱印
疫神社には御朱印があります。
太田神社/白髭神社
祭神:猿田彦神、天鈿女命
(天孫降臨の先導者と、天照大神を神楽で岩戸から出した芸能の神。夫婦神です)
こちらの神社にも鳥居があります。
お参りしました。
北向蛭子神社
祭神:事代主神(大國主の子、素戔嗚尊の孫神)
お社
入口がしっかりしています。
蛭子さんの銅像がありました。ちゃんと竿も持っていますね。
お社です。お参りしました。
御朱印
蛭子神社の御朱印です。
大國主社
祭神:大国主命(素戔嗚尊の子、出雲大社の祭神)
事代主命(大国主の子)
少彦名命(医薬の神で、大国主の片腕)
お社
立派なお社です。玉垣もありますね。
入口に大国主と兎(因幡の白兎ですね)の銅像がありました。
大国主も兎もマスクがつけられていました。
八坂神社の中では、縁結びのお社として有名なようです。
お社になります。立派な造りです。
御朱印
大國主社の御朱印です。
境外
冠者殿社(官社殿社)
祭神:素戔嗚尊の荒魂(商売繁盛、家内安全)
お社
とても狭い場所に位置しています。
左側に本社の御旅所があります。
冠者殿社のお社です。
元は烏丸高辻にあった御旅所を遷座する際に、豊臣秀吉の命により別の場所に分けて遷されたそうです。それが慶長のはじめに現在地に遷されたようです。
御朱印
冠者殿社の御朱印です。
又旅社
祭神:素戔嗚尊、櫛稲田姫命(妃神)、八柱御子神(牛頭天王の8人の王子)
お社
祇園祭発祥の地と、商店街にありました。
貞観11年、京の都に疫病が流行した際に広大な庭園があった神泉苑に66本の鉾を立てて祇園社(八坂神社)の神輿を送り、祇園御霊会が行われたそうです。
又旅社は往古の神泉苑の南端にあたるため、「発祥の地」となっているんですね。
現在でも、7月24日の還幸祭の折に神輿3基が安置されるそうです。
入口の鳥居です。
少し長めの参道と、お社があります。
手前に御神木(?)がありますね。
お参りしました。
御朱印
又旅社の御朱印です。
場所・住所
冠者殿社
〒600-8031 京都府京都市下京区貞安前之町
本殿の御旅所の隣に位置しています。
阪急・河原町駅の上になります。地図はそちらを参照してください。
又旅社
住所・地図
〒604-8331 京都府京都市中京区御供町三条黒門
行き方
阪急・大宮駅を地上に上がります。左の道(大宮筋)をまっすぐ進みます。
そうすると、三条通り商店街に突き当たりますので、商店街の中を右に進みます。
しばらく進むと又旅社の大きな横断幕(?)が見えます。
横断幕の下に鳥居が見えますが、そこが又旅社です。「祇園祭発祥の社」とありますね!
最後に
八坂神社の摂社・末社をご紹介しました。
本殿のすぐ西にある摂社・末社はご紹介済みなのですが、それ以外にも沢山あるため、全部で2回に分けて八坂神社をご紹介しました。前半はこちらを参照ください。
特に、御朱印のある10社はもし頂いた方であれば巡って欲しいな、と思います。
もし知らなかった方がいればこちらを参考にして頂ければと思います。
八坂神社は複数回訪れても楽しい神社です。ぜひ!
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
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