目次
はじめに
先日、私の祖母が亡くなりました。
106歳という年齢での永眠でした。100歳超えれば、大往生ですね。
私は喪中という言葉は知っていたのですが、
1年間、神社にも行けなければ(=初詣も不可)、年賀はがきも出してはいけない、
と聞いたことが以前ありました。
では、実際のところは、どうなのでしょうか。
気になったので調べてみました。
家族が亡くなったらどうすればよいか?
故人を偲ぶとは?
古くから日本では家族や親族に弔事があった場合、故人を偲び哀悼の意を表します。
また自身の深い悲しみと辛さを乗り越える一定の期間を設けます。
また、お祝いごとへの出席を控えます。
この期間を「忌中」(きちゅう)と言います。
2020年、中国の武漢を震源とする、「新型コロナウイルス」が発生。
2021年の現在でもまだ鎮静の気配がありません。
日本でも昔から疫病が流行していました。
そのために、近しい人が亡くなったときには
人と会わないようにしたのではないでしょうか・・・。
しきたりの初めは、案外にそういうものかもしれませんね。
忌中の期間とは?
では、忌中の期間とはどういった期間なのでしょうか。
忌中の期間は地方などによって異なるらしいのですが、一般的には下記と言われているようです。
赤枠に入っている数字が、忌中の期間とされています。
今回、私の場合は祖母が亡くなりましたので、
忌中の期間は、30日、となります。
2月は28日ですので、分かりやすいので例示しましょう。
- 故人が2月13日に亡くなった
祖母のため30日間の忌中期間となります。 - 3月13日で28日のため、3月15日までは神社参拝を控える必要があります。
- 神社参拝の再開は3月16日となります。
じゃあ、忌中があるなら、「喪中」ってなに?
忌中は肉体的。
つまり、亡くなった方を偲んで自分自身の行動を制限する期間。
そして、穢れ、気枯れがあるとされる期間です。
対して、喪中は精神的なもののようです。
一般的には1年間、亡くなった方を偲ぶ期間。そして、日常生活に戻る期間とされます。
そのため、喪中は神社参拝や年賀状も特に問題ないと考えられます。
喪中の期間に神社参拝してはいけない、年賀状を送ってはいけない、というのは忌中の考え方が混同されたものと考えらえます。
神社、お寺に参拝してよい時期はいつか?
神社参拝は?
いつから参拝できる?
忌中という期間が終われば問題ありません。
上記の表から考えると、最大でも50日間、となります。
忌中に神社参拝する必要がある場合は?
基本的には、神社参拝を遠慮することになります。
どうしてもお祓いをしないといけない場合などは、神社によって対応はマチマチと思われます。
各神社に問い合わせしましょう。
ちなみに、関東にある鹿島神宮では、下記のように案内されています。
(URL:http://kashimajingu.jp/info/%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%94%E8%B3%AA%E5%95%8F/#q5)
お寺の参拝は?
お寺への参拝は問題ありません。
そもそもで、お葬式などは、お寺で行う場合もありますよね。
お葬式に参加してはいけない、ということになってしまいます。
そのため、初詣についても、お寺であれば問題ない、ということになります。
最後に
今回、身内の人が亡くなった場合に神社参拝をどうすればよいのか調べました。
忌中と喪中の考え方が混同されていることが分かりました。
但し、今回調査した内容は一般的な内容とのことです。
基本的には、各地域の慣例に従うのが良さそうですね。
迷ったときに、参考になるものとして考えてい見ましょう。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
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