目次
はじめに
生田神社の裔社・8社の1つ四宮神社を訪問しました。
神功皇后が生田神社創建時に、巡拝したとされる神社の1社です。
四宮神社は兵庫県庁の近く・知事公邸の近くということもあり、兵庫県知事ともつながりが深い神社です。一願成就の神様も見逃せません。
では四宮神社を見ていきましょう。
御祭神
市杵島姫命
天照大御神と素戔嗚尊の誓約により誕生した神様です。
3女の内の次女です。
弁財天と同一視される神様で、芸能や文学の神様とされます。
市杵島姫命は宗像大社の辺津宮や厳島神社に祀られます。
四宮神社は、厳島神社から勧請されたとされます。
御由緒
社格
旧村社
御由緒
神功皇后三韓征伐の帰途、生田神社の裔神八柱の神を8ヶ所に奉斎された内の一社です。
「四の御前の神」と名付けされたとされます。
永禄10年(1567年)荒木村重が織田信長の命により花隈城を築くと、当社を鬼門鎮護の神として定められ、城主より幣帛が捧げられます。
天正8年7月2日に花熊(隈)城の落城により焼失。
安政元年9月に現在地に再建され、鬼門鎮護・福徳円満・文学芸能の神として崇敬されます。
四の宮神社の前に兵庫県庁がおかれ、県知事公舎も氏子地域に建てられます。
初代県知事の伊藤博文も住んでいたそうですが、県政守護の神様として県関係者からも崇敬されます。昭和2年11月19日、例大祭に歴代県知事が参列するようになったそうです。
訪問記
入口・参道
鳥居
四の宮神社の入口の鳥居です。
廻りはビルに囲まれています。
鳥居をくぐると、すぐに拝殿が見えます。
四の宮神社でも、桜がとても綺麗でした。
手水舎
手水は小さめです。
屋根は特にありませんでした。
拝殿・本殿
拝殿
さあ、拝殿に向かいます。
四の宮神社の拝殿です。
お参りしました。
桜が印象的でした。
本殿側から見た桜です。奥に入口の鳥居が見えますね。
本殿
横から見た写真です。
裏手に本殿が建てられています。
摂社・末社
弁財天巳神社
祭神
弁財天巳大神
市杵島姫命にお仕えし、護っているとされる白蛇を祀っています。
一願成就について
七日毎、もしくは巳の日毎にお詣りし、祭神の好物である卵とお酒を供えるそうです。
願いが叶ったら、「感謝の誠」を捧げてください、とありました。
社殿
巳神社の全体です。
詳細はこちらです。卵が供えられています。
八幡神社
祭神
誉田別尊
所謂、応神天皇です。
社殿
手水舎です。
横から見ました。
正面からの八幡神社です。
三義稲荷大明神、白嶽稲荷大明神、武富稲荷大明神
社殿
入口です。
三義稲荷大明神です。
白嶽稲荷大明神、武富稲荷大明神です。
その他
四宮弁財天芸能塚
昭和60年4月に建てられたそうです。
「諸人よ わが道つとめ 花開く 恵みあたえん 知恵と宝を(作者不明)」と書かれているとのこと。
吟魂塚
こちらも中々珍しいですよね。
御朱印
四宮神社の御朱印です。
綺麗な花を右下に書いて頂きました。
蛇のおみくじが印象的でした。
住所・地図
住所
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通5丁目2−13
行き方
神戸市営地下鉄・県庁前駅から徒歩で向かうことができます。
西側へ向かい、下山手5の交差点を北へ向かいましょう。
すぐに四宮神社交差点に突き当たります。
最後に
神戸八社巡りも4社目の紹介、四宮神社をご紹介しました。
入口と境内の桜がとても印象的でした。
また、弁財天巳神社の一願祈願も印象的でした。
巳の日に卵とお酒をお供えする、とのことで、興味のある方はぜひ!
あ、もう1つ。
御朱印に花を書いて頂きました。他では中々ないので、印象的でした。
神戸八社巡りのまとめ記事も掲載します。こちらのリンクを参照ください。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
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