(兵庫)一宮神社を訪問。生田後裔8社の1つ。桜がキレイ!!鳥居をくぐったら行き止まり!?(RX100M7)

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はじめに

神戸の生田神社に対して、関連する8つの神社がある、という情報をInstagramで見かけました。

神戸は私にとって生まれ育った土地です。
しかし、全く知りませんでした。
聞いたら、行かずにはいられませんでした。

まずは、一宮神社。ここが、8社巡りの始まりです。

※8宮巡りは、下記の記事でまとめます。すべて更新が終わったらまとめを掲載します。

祭神

一宮神社

田心姫命

天照大御神と須佐之男命の誓約により誕生した「宗像三女神」の一柱です。
3女神の長女神とされます。

生成発展、厄除け、縁結び、交通安全

古事記では、奥津島比売命(おきつしまひめのみこと)とされます。
日本書紀では、市杵嶋姫(いちきしまひめ)の別名とされています。

一宮神社の祭神は、宗像大社の沖津宮から勧請したとされています。
宗像大社の記事はこちら。

宗像大社 沖津宮遥拝所

末社

伊久波神社

伊久波戸田宿禰命(いくはとだしゅくねのみこと)

西暦4世紀頃、神社が鎮座していた地を治めていた豪族と言われています。
江戸時代の地図(1716年)には、一宮神社に社が2社描かれているそうです。

願い事成就、健康祈願、家内安全

熊高稲荷神社

宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)

商売繁盛、家内安全、健康祈願

御由緒

社格など

旧村社

御由緒

神功皇后が三韓からの帰途、生田神社が創建されています。
西暦201年とされています。

創建年代は不明とされています。
しかし、言い伝えでは、神功皇后が三韓からの帰途神験特に著しかったために、生田神社に神を祀る際に巡拝されたとされる一社とされています。こちらが正しければ、生田神社の創建と起源が同時期と考えられます。
(一説には推定4世紀とも)

一宮は、最初に巡拝したためつ目の宮、という意味です。
社格等に出てくる一宮とは全く異なります。

以来、旧八部郡北野村鎮守として奉斎されています。

書物へ登場するのは、1690年(元禄3年)の書に「市の宮」として登場します。
神社を中心として、一定の日に市の立つところだったと言われています。

訪問記

鳥居・入口

神社の鳥居

一の鳥居です。
鳥居の奥は、駐車場になっているようです。

入口は、左に回ります。

桜の木がとても綺麗で、印象的でした。

ニの鳥居です。

ニの鳥居を越えて進みます。

手水舎

左手に手水舎があります。
手水舎の建物は、元大和郡山城主・本多忠直の御門(1710年築)を再移築したものだそうです。

手水桶です。

手水舎隣にも桜が咲いていました。

本殿敷地内

入口

入口です。手前に賽銭箱がありました。
少し階段を登ります。

簡易的な鳥居があります。鳥居としては3つ目ですね。

拝殿

拝殿です。正面です。

社殿の内部です。お参りしました。

社殿は春日造。
奈良県添上郡大柳生村山口神社の境内・戸隠神社の重要文化財の社殿を模して昭和22年に戦禍から再建されたそうです。

その他

干支の絵馬が飾られていました。

阪神淡路大震災の際に、被災した鬼瓦だそうです。

末社

伊久波神社

由緒

創建年代は不詳ですが、4世紀頃と言われています。

伊久波の元の字は、「的」です。
武内宿禰の後裔・葛城氏の一族で、仁徳天皇12年(324年)の条に的臣の祖・盾宿祢(たてのすくね)が高麗から献上の鉄の的を射通してこの姓(的戸田宿祢;いくはとだすくね)を賜った、とあります。

古代の一宮神社地域の豪族「布敷首(ぬのしきおびと)」「生田首(いくたおびと)」には、武内宿禰の子孫がいたため、一宮神社に祀られているそうです。

社殿

こちら社殿です。改修しているようでした。

春日造りのお社です。
神明鳥居、春日灯篭が設置されています。

熊高稲荷神社

由緒

山城国、伏見稲荷大社から勧請されたそうです。

社殿

入口の鳥居です。

社殿です。

御朱印

私が参拝した際は、4種類の御朱印がありました。
ご紹介する限定御朱印は、桜の季節のみ、ですね。境内でも桜がとても綺麗で印象的でした。

通常の御朱印

一宮神社の御朱印です。

オマケで頂いた、お正月の絵馬の絵葉書です。

伊久波神社の御朱印です。

限定の御朱印

しだれ桜の御朱印です。

ソメイヨシノの御朱印です。

地図・住所

住所

〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通1丁目3−5

行き方

三宮駅から新神戸方面へ向かい、加納町交差点まで向かいます。

交差点の北西側の道を入ります。

こちらのお地蔵さんを右に行くと一宮神社です。

最後に

生田神社の裔社・八社巡りが始まりました。
全ての神社と寄り道スポットを含めて各記事にしていき、最後にまとめ記事を発表する予定です。

一宮神社は、生田神社建立の際に神功皇后が最初に参拝した神様と言われています。
桜がとても綺麗なのが印象的でした。

一の鳥居の奥が行き止まりなのは、ちょっとびっくりしましたが・・・。
ぜひ、訪れてみてください。

では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!

デル株式会社

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