(大阪)阿部王子神社を訪問。古代豪族安倍氏や安倍晴明の氏神神社で大阪市内では唯一の現存する王子神社(RX100 M7)

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はじめに

安倍清明神社を訪問したのちに、阿部王子神社を訪問しました。

御朱印を頂く目的もあったのですが、現地に存在している王子神社という部分にも興味を持ちました。以前に熊野街道

熊野街道 御祓筋 王子

阿部王子神社、ぜひご覧ください。

御祭神

主祭神

熊野王子神

元々の阿部王子神社の祭神です。
熊野王子神とは、伊邪那岐命(イザナギノミコト)・伊邪那美命(イザナミノミコト)・速素盞鳴命(ハヤスサノオノミコト)の3柱を示します。

合祀神

八幡大神

応神天皇(オウジンテンノウ)、もしくは品陀別命(ホンダワケノミコト)です。
こちらは、明治40年に元東区安土町3丁目鎮座の男山八幡宮から合祀されたそうです。

八幡神は下記を参照ください。

由緒

王子神社とは

王子神社(王子社)とは、熊野大社へ続く熊野街道沿いに道しるべに建立された神社です。
役割としては、休憩所や遥拝所です。

熊野街道 御祓筋 王子

以前は熊野99王子と呼ばれ、土地の名前を付けて「〇〇王子」と呼ばれるそうです。
こちらの神社は、阿部野にあるため、阿倍野王子と呼ばれていました。

阿部王子神社

神社の縁起絵巻「摂州東成郡阿倍権現縁記」によると、仁徳天皇によって創建されたそうです。

826年には弘法大師空海が、淳和天皇の勅命で当社に参り、疫難退散の祈祷を行い効果があるとされたため、疫病を治癒する寺という意味の「痾免寺(あめんでら)」の勅額を朝廷から受けす。

阿倍野にはかつて阿倍野を支配した安倍氏の阿部寺がありました。平安時代には力を失ったため、お寺は四天王寺に併合されたそうです。

氏神の社であった神社は取り残されましたが、熊野信仰が興り後鳥羽天皇が熊野御幸を行った平安時代後期には住吉大社と四天王寺の間に位置していたため、4番目の熊野王子となったそうです。

戦国時代の戦乱により安土桃山時代には2番目の王子となります。

阿部王子神社は、「阿部野村の氏神」として信仰されたため大阪府内では、唯一、かつてあった場所に残存している王子社とのことです。

訪問記

入口・参道

入口の鳥居

熊野街道

入口の鳥居です。こちらは現在では裏路地にあたります。
しかし、下記の2つの石碑があることから、正面がこちらと言えます。

阿部王子跡、という石碑があります。

また、鳥居の横には「もと熊野街道」という石碑があります。

鳥居をくぐって進むと、「第二王子社」とあります。
熊野街道上に王子社は複数ありましたが、戦国時代に各王子が複数焼失し、阿部王子社が第二王子となったようです。

あべの筋

なお、あべの筋側にも鳥居があります。
左側がお神輿もしくはだんじりと思われます。また、鳥居奥が社務所です。

角には阿部王子神社、及び清明神社の看板が出ています。

手水舎

手水舎です。

龍が水を出してくれています。

なお、社務所の前にも手水舎があります。

木霊神

阿部王子神社には複数の木霊神が鎮座しています。
手水舎の周りに、御神木として4柱です。

1)波多能木霊神(はたのこだまのかみ)

2)茂杜能木霊神(もりのこだまのかみ)

3)多摩能木霊神(たまのこだまのかみ)

4)汰紀能木霊神(たきのこだまのかみ)

拝殿・本殿

阿部王子神社の本殿です。手前に狛犬が鎮座しています。

「石清水八幡宮御分社」と、「第二王子」とありました。

お参りしました。

訪問時は2020年だったため、干支絵馬が飾られていました。

横から見た本殿です。

奥にはお社があり、屋根が見えます。

摂社・末社

葛之葉稲荷神社

祭神:宇迦之御魂神 下記、すべて宇迦之御魂神を示しているそうです
(葛之葉稲荷大神(クズノハイナリノオオカミ)・末広大神(スエヒロノオオカミ)・萬直大神(マンナオシノオオカミ)・玉姫大神(タマヒメノオオカミ)・白玉大神(シラタマノオオカミ)・宝玉大神(タカラタマノオオカミ)・玉照大神(タマテルノオオカミ)・日切大神(ヒギリノオオカミ)・大高大神(オオタカノオオカミ))

お社の入口です。灯篭と鳥居がありますね。

お参りします。

お社の内部にまた小さなお社が見えます。
恐らく、小さなお社を守るためのものと思われます。

御烏社

祭神:八咫烏大神(ヤタガラスノオオカミ)

熊野王子らしく、ヤタガラスが祀られています。

入試合格、夫婦円満や家内安全、及び水子供養にご利益があるようです。

総合末社

祭神:
天照皇大神(アマテラススメオオカミ)・豊受大神(トヨウケノオオカミ)・住吉大神(スミヨシノオオカミ)・春日大神(カスガノオオカミ)・金刀比羅大神(コトヒラノオオカミ)・恵比須大神(エビスノオオカミ)・天満大神(テンマノオオカミ)・高良大神(コウラノオオカミ)・由賀大神(ユカノオオカミ)

小さいながらも立派なお社ですね。

横から見たお社です。

総合末社と水神社の間には、拝殿!?がありました。

水神社

祭神:
罔象女神(ミズハノメノカミ)・高龗神(タカオカミノカミ)・闇龗神(クラオカミノカミ)

手前に鳥居があります。

こちらがお社になります。手前に狛犬が鎮座していますね。

その他

熊野に関係して、カラス(八咫烏)をイメージしたイラストでしょうか。

天王寺蕪の記念碑がありました。

江戸時代の初期から明治末期にかけ、天王寺では蕪が育てられていたそうです。当初は四天王寺の僧向けでしたが、味が良かったことでなにわの名物となったそうです。
なお、江戸時代に京都で天王寺蕪を持ち帰った長野・野沢温泉村の僧が持ち帰り野沢で育てたそうです。気候や風土が異なるため歯が小さく茎が長いものができたそうです。(野沢菜の起源と言われています)

御朱印

阿部王子神社の御朱印です。

阿部王子神社にて、安倍清明神社の御朱印も頂くことができます。
安倍清明神社は、こちらの記事を参照ください。

地図・住所

住所

〒545-0034 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町9−4
(阪堺電車 東天下茶屋駅 下車8分)

行き方

安倍清明神社の鳥居を出ます。
ここから道沿いに南(鳥居を正面に右手側)に向かいます。

通りを進んでいきます。

鳥居が見えてきます。そうしたら、阿部王子神社に到着です。

最後に

阿倍野にある、阿倍王子神社を訪問しました。

熊野街道沿いにある、元王子神社の1つです。
大阪では現存している唯一の王子神社となります。

安倍清明神社との関わりで、葛之葉稲荷神社も鎮座しています。
安倍晴明神社の御朱印を頂きにいらした方も多いのではないでしょうか。

また、天王寺蕪が野沢菜の原点とは知りませんでした。
ちょっと食べたくなりましたねw

では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!

デアゴスティーニ

デル株式会社

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