(宮崎)天岩戸神社(西本宮)と天安河原を訪問。川沿いの洞窟だといいアイディア出そうです(α7Ⅲ)

天岩戸神社 天安河原

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はじめに

宮崎の天岩戸神社、及び天安河原(天岩戸神社HP)を訪問しました。
(訪問したのは、2019年秋ごろです)

神話の中で天照大御神が隠れたとされる天岩戸。そちらをご神体とする神社です。
そして、神秘的な雰囲気のある天安河原。

どちらも神話に登場する有名な部分。
ぜひ、場面を思い浮かべながらご覧ください。

なお、もう1つの東本宮はこちらで紹介しています。

天岩戸神社 東本宮

また、福知山にも天岩戸神社があります。こちらもご参考まで。

京都 天岩戸神社

祭神

天岩戸神社(西本宮)

大日霎尊(おおひるめのみこと)
・・・天照大御神の別名とのことです

天安河原宮

思兼神(おもいかねのかみ)
・・・高御産巣日神の子であり、天忍穂耳命の妻である万幡豊秋津師比売命の兄。
・・・岩戸隠れの際に、天の安原に集まった八百万の神に天照大御神を岩戸の外に出すための知恵を授けたこととされている神です。また、国譲りでは、葦原中国に派遣する神の選定を行っており、参謀的な役割のようですね。

八百萬神(やおよろずのかみ)

由緒

社格

旧社格は村社で、神社本庁の別表神社

天岩戸神社(西本宮)

古事記(こじき)、日本書紀(にほんしょき)等に皇祖天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)は御弟素盞鳴尊(すさのおのみこと)を御避け遊ばして暫く天岩戸(あまのいわと)へ御籠り遊ばされた事を記して居ますが、当神社は其の霊蹟天岩戸(あまのいわと)を斎ひ奉る神社です。
境内社殿の背後断崖の中腹に御窟あり天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)籠らせ給ひし処と伝へ、古より其の御神域を御神体としてお祭りされています。(神社HPより)
洞窟を祭ることは、古代の祭祀形態の1つでないか、と言われています。

古事記に興味がある方は、こちらもご覧になってみてください。
漫画と、がっつり版の2つをご紹介します。

<漫画です>

<がっつり読んでみたい方に>

天安河原宮

天照皇大神、天岩戸へ御籠り遊ばれた時に、八百萬神は天安河原へ神集神議りになった事を古事記等に記してありますが、天岩戸神社より500メートル川上の此の天安河原は其の御相談の場所であると伝へます。

ここの洞窟を「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」と称し間口40メートル、奥行30メートルの大きさがあるようです。

訪問記

天岩戸神社の地図

全体像として、こちらです。
今回は、西本宮と天安河原をご紹介します。

西本宮の鳥居

入口に木造の鳥居と社号標があります。
人が沢山訪れているのは、西本宮です。
天岩戸神社 西本宮

木々が色づいていて、とてもキレイでした。

鳥居の近くには、不思議な像が立っています。

芭蕉の句碑です。芭蕉さんも天岩戸神社を訪問されていたんですね。
天岩戸神社 西本宮

こちらが参道の様子です。

手水舎

2つ目の鳥居をくぐります。

こちらが手水舎になります。

西本宮

西本宮前の様子です。
参道に直角に入口があります。

西本宮の入口です。

遥拝所と神楽殿です。
神楽殿の手前に古代銀杏があります。古代銀杏は長野県諏訪と二ヶ所しかないそうです。

天岩戸の遥拝所の全体です。

右側の入口から入り、左側から出てきます。 天岩戸自体は撮影禁止です。 

参拝します。

こちら、ご本殿はありません。
天岩戸を遥拝するのみです。

御神木である、「招魂の木」です。
天鈿女命、天岩戸の前に神楽を奏し給ふ時、其枝を持ちて舞はせ給へる神楽鈴の起源とのことです。

神楽殿です。
天岩戸神楽というものがあるそうです。

神楽殿の中は、不思議な飾りつけがしてあります。

 ※天岩戸の見学は、希望すれば参加できます(ツアーである必要はありません) 

西本宮から天安河原

西本宮から天安河原まで向かいます。
約20分程度かかるそうです。

天安河原方面の鳥居を出ます。

鳥居を出たら、少し道路を進みます。
丁度、お店の先に下がっていく場所があります。

通路を下ります。

途中、花や川を見ながら歩いていきます。

景色はキレイなので飽きることはないと思います。
ただ、通路は少し濡れているため、滑らないようにお気をつけください。

天安河原

通路を歩くと、広い場所に出ます。
天安河原に到着しました。

半洞窟のような形になっています。

内部はこのように石が沢山積んであります。
賽の河原のイメージでしょうか・・・。

半洞窟の内部には、鳥居と拝殿があります。

鳥居です。

拝殿です。

天安河原から川を見ると、とても清々しい雰囲気です。

その他

天岩戸神社駐車場に、神楽の手力男命戸取像があります。
天岩戸神楽30番戸取(手力男命が岩の戸を取り払い給う舞)の像です。

御朱印

鳥居をくぐって少しまっすぐ進んだ場所の左手にある社務所でいただきました。
奥の鳥居は、天安河原側の鳥居です。
天岩戸神社

御朱印です。天安河原の御朱印の2種類をいただくことができます。

※天岩戸神社の他、天岩戸五社の他4社の御朱印もいただけるそうです。
(落立神社、鉾神社、二嶽神社、石神神社)

地図

【天岩戸神社(西本宮)】

〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸1073番地1

【天安河原】

〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸

最後に

神話で有名な天岩戸。

どんな所なのだろう、と思っていると、天岩戸は入ることはできません。
断崖絶壁にあります。
無理に入ろうとした人で、転落して亡くられた方もいらっしゃるようです。

天安河原とされる場所は各地にありますが、こちらもとても清々しい場所でした。
川沿いの洞窟で会合。
リラックスしていい考えがでてきそうですよね。

なお、別記事にて東本宮を紹介しています。こちらもご覧ください。

天岩戸神社 東本宮

では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!

デアゴスティーニ

デル株式会社

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