はじめに
先日、霧島神宮を訪問してきました。
坂本龍馬も訪れたという、山の上にある厳かな雰囲気の神社でした。
御祭神
<主祭神>
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
ニニギの尊、ですね。
天孫降臨で天照の命を受けて天界から人間界に降りてきた、とされています。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01336-720x480.jpg)
<相殿神>
木花開姫尊 :ニニギのお后です
彦火火出見尊 :ニニギの子供です
豊玉姫尊 :彦火火出見尊のお后です
鵜鷀草葺不合尊:彦火火出見尊の子供です
玉依姫尊 :鵜鷀草葺不合尊のお妃です
神倭磐余彦尊 :鵜鷀草葺不合尊の子供。神武天皇です。
社格と御由緒
社格
官幣大社です。
大隈国の一宮は鹿児島神宮になります。
ご由緒
かなり歴史が深い神社です。
今回は突貫での訪問でしたが、霧島の頂上に登って鉾を見てみたい、と改めて思いました。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01287-720x480.jpg)
お社の場所は少なくとも3回は移動していて、
- 霧島の山頂付近
- 現在の場所から少し移動したところ(下記に詳細)
- 現在の場所
となっているようです。
興味深いのは、下記の記述です。かなり広い範囲で霧島神宮の力が及んでいたんですね。
ちなみに、高千穂峰は、霧島連山の1つだそうです。
なるほど。。。私はずっと宮崎県の方だけが関係していると思っていました。
となると、鹿島から船を使って鹿児島に来て・・・というのも、神話上を考えても突拍子もない、ことは無い、のかも知れんませんね。国の境界も曖昧だったのでしょうし。
(歴史のロマンの1つ、と捉えてます。)
あ、鹿島神宮に訪問した際に記載していたこちらの本です。
訪問記
大鳥居(第一の鳥居)
かなり大きな鳥居があります。
(高さ23mで、西日本一だそうです。タクシーの運転手さんが強調してました)
ちなみにこの鳥居、以前は黒色だったみたいですね。
鳥居を潜って前に進んで行きます。上り坂になっています。
すると、ロータリーがあります。
ロータリーを越えると、赤い橋が見えます。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01289-720x480.jpg)
第二の鳥居と社号標
橋を渡ると、社号標が見えます。
階段を登ると、第二の鳥居が立っています。
鳥居をくぐって登っています。
境内案内です。
左手側に坂本龍馬の新婚旅行立て看板と石があります。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01308-720x480.jpg)
さらにその奥に展望台があります。
残念ながら曇っていて、桜島がよく見えず残念・・・。
神聖降臨の碑です。
オガタマの木です。
第三の鳥居と参道
展望台のすぐ後ろが参道になっています。
階段を登ります。
鳥居の手前にさざれ石が置かれています。
さざれ石の逆側。何かよくわかりませんでした。
第三の鳥居です。昔はこの鳥居だけだったそうです。
奥に本殿が綺麗に見えます。
木に囲まれている参道が厳かで私は好きです。
本殿が見えてきました。
本殿
御神木が見えます。
角度によっては仏様に見える枝があるそうなのですが、私は帰る途中に知りました(涙)
このBlogをお読みの方は、確認してみてください。
手水舎です。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01342-720x480.jpg)
授与所です。この右側で御朱印がいただけます。
本殿です。手前に門守神社があります。
お賽銭入れです。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01358-720x480.jpg)
登り廊下です。
拝殿には綺麗な装飾が施されています。
その他
神楽殿です。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01363-720x480.jpg)
亀石坂と若宮神社
亀石坂の入り口です。
拝殿に向かって右側に向かったところにあります。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01373-720x480.jpg)
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01396-720x480.jpg)
亀石坂です。
亀石と祠です。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01393-720x480.jpg)
風穴は見逃してしまいました。。。
階段を下りきったところで、七不思議の看板がありました。
御手洗川と若宮神社です。
11月から4月までは枯れているそうですが、5月頃から水が湧き出てくるそうです。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01389-720x480.jpg)
近くにあった鎮守神社です。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01381-720x480.jpg)
性空上人のお墓です。霧島の上から古宮趾に移した方ですね。
(ここも可能であれば・・・を参照ください)
階段を登って帰ります。
おまけ
駐車場に温泉が湧いていました。
御朱印
霧島神宮の御朱印です。
地図
場所
〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608−5
交通機関
霧島神宮駅、というJRの駅があるのですが、霧島神宮には歩いて1時間以上の距離があります。そのため、公共交通機関を利用する場合は、バスかタクシーを利用するのが一般的かと思います。
しかし、バスの本数は極端に少ないため、タクシーを利用することが標準になってくると思われます。
(13時台に14時台もありません。。。)
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01421-720x480.jpg)
切符の購入をしてください。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01269-720x480.jpg)
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01267-720x480.jpg)
参考情報として、駅の様子です。
足湯が駅の外にありました。霧島は温泉街ですしね。
可愛らしい絵も飾ってありました。
![](http://musubi-goen.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC01431-720x480.jpg)
霧島神宮の看板も出ていました。
車で10分とありますね。。
ここも可能であれば・・・
霧島神宮から車で10分程度の場所に、2番目の宮跡があるようです。
こちらのページを参照してください。
私は時間の関係で訪問できなかったのですが、時間があれば訪れたかった場所です。
実際に、現在でもこちらで祭祀が執り行われているそうです。
霧島神宮古宮跡
〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口
最後に
霧島神宮で綺麗だと感じたのは、第3の鳥居から本殿までの道でした。
御神木の枝の観音様もぜひ探して見てください。
そして、御手洗川まで行って見てください。霧島神宮ワールドの1つだと思います。
では、皆様にもよいGOENを!
欽明天皇の時代(540年)、慶胤(けいいん)なる僧侶に命じて高千穂峰と火常峰(御鉢)の間に社殿が造られたのが始まりとされる。実際の所は高千穂峰に対する山岳信仰から始まった神社であろう。
しかし、火山の麓にあるという立地のためたびたび炎上する。天暦年間には性空により瀬多尾越(現在の高千穂河原・古宮址)に遷されるが、ここもたびたび噴火の巻き添えで炎上する。文明16年(1484年)、島津忠昌の命により兼慶が再建したのが、現在の霧島神宮である。但、建物はその後も幾度も炎上し、現在の社殿は正徳5年(1715年)、島津吉貴の奉納により再建した物である。