はじめに
2021年度の試験は、2021年6月27日(日)に神社検定初の
オンライン検定として実施されました。
試験にも、「オンライン」と記載され、これまでの試験方法からは区別して扱われるようです。
コロナ禍の中、2020年試験が1年延期された上での開催でした。
試験が終わったばかりで少し気が早いのですが、来年の試験はどうなるのか気になるところ。
2021年12月6日に詳細が発表されました。
私の場合、2021年に受けた2級が合格していれば、次は1級です。
どうしようか悩んでる部分もありますが、今後の方針を検討する上でも。
1年に1度の試験ですから、十分な準備をしておかないと、ですからね。
神社検定とは?(再掲)
別名を神道文化検定と言います。神社庁が監修となっています。
下記の記事にも記載してますが、改めて再掲します。
下記、神社検定のHP(リンク)からの引用です。
===============
神社検定(神道文化検定)は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定です。
空前の神社ブームも影響してか、神社の参拝者は急増し、神社に対する社頭での質問も多く聞かれるようになりました。
そんな中、より多くの方々に神社についての正しい知識を学んでいただき、「日本のこころ」を再発見していただくため、神社本庁監修のもと、神社検定はスタートしました。
日本全国には、約8万の神社があります。
そしてそれら1つ1つの神社に、悠久の歴史が宿っています。
神道は、日本文化の源です。
蘊蓄(うんちく)を語りたい人も、ガイドに活用したい人も、生涯学習のテーマにしたい人も、神社検定にトライすることで、これまでアタリマエに知らなかった日本文化が、きっと見えてくるはずです。主催公益財団法人日本文化興隆財団
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-5-10監修神社本庁後援一般財団法人神道文化会
株式会社扶桑社
===============
2022年試験はどうなる??
2022年12月6日に神社検定ホームページで発表されました。
試験日
2022年6月26日(日)。
試験方法
2022年度もオンラインでの試験方法が継続となりました。
試験範囲
神社検定のホームページ(リンク)のトップページに掲載されていました。
下記の、青字の部分です。
テキスト範囲は、2021年から大きく変わりそうです。
では、2022年の試験範囲とされている内容を見ていきましょう!!
※更新!!
2021年12月6日(月)に、詳細はこちらのホームページに掲載されました。
URL:https://www.jinjakentei.jp/shiken/last.html
これまで紹介していた内容とは変わりありません。
分かりやすく紹介された、となりますね。
テキストのご紹介
初級用
書籍
2021年度から新設されました。試験範囲は、漫画版の日本書紀でした。
細かいところは端折りながら、わかりやすくなっています。
2022年の試験対象は、なんと!!
「公式テキスト①『神社のいろは』をマンガにした副読本(令和3年に刊行予定)」
が試験範囲となるようです。
初級の受験を考えられている場合は、出版を待ちましょう!!
発売は、2021年12月16日のようです(@Amazon)
試験内容
試験時間
45分間
11時00分~11時45分
試験問題数
3択 50門
合格基準
50問中35問以上の正解
試験費用
2021年は3000円でした。
2022年も同様と思われます。
3級用
テキスト
神社のいろは 70%
3級の固定テキスト、『神社のいろは』。
入門編として、神社で使われる用語や主要な神社の祭神・由緒を解説してくれています。
3級の試験範囲として、固定となっています。
神話のおへそ「古語拾遺」編 30%
2021年の神社検定の3級の出題範囲。
2021年では神話のおへそ「日本書紀編」でしたが、2022年は「古語拾遺編」に変更になるようです。
『神社のいろは 続』には、宮廷祭祀を担っていた忌部氏(斎部氏)が、正史にもれた古伝承(家伝)をもとに、祭祀の根源やあるべき姿、それに携わるべき氏族などが記載された本、とされます。
中臣氏が祭祀を仕切っていく中で、斎部氏による批判書の役割もあるようです。
DVD
『神社のいろは』は、Amazonの取り扱いはありませんが、神社検定のホームページにて販売がされています。
尚、『神話のおへそ「古語拾遺編」』は、2022年7月11日現在、DVDやオンライン教材は販売されていません。
試験内容
試験時間
70分間
13時00分~14時10分
試験問題数
4択 100問
合格基準
100問中70問以上の正解
但し、3級に限り、70点以上の方が全体の70%未満の場合は、参級受検者の上位70%を合格認定する、という特例があります。
試験費用
2021年は5000円でした。
(リピーター割引適用は4700円、再挑戦割引は4300円)
2022年も同様と思われます。
2級用
テキスト
神社のいろは 続(つづき) 60%
2級の固定テキスト、神社のいろは 続(つづき)。
応用編として、神道の歴史と主な神社の祭神や由緒が紹介がされています。
神話のおへそ(古事記) 30%
2020年度のテキスト 神話のおへそ。2021年も引き続き使用されるようです。
古事記を解説しています。
季刊 皇室 10%
その他、皇室という季刊誌からも10%程度出題されます。
1冊は1760円です。(日本文化興隆財団 ホームページ)
天皇の動向や行事の内容・意味などが紹介されています。
DVD
Amazonの取り扱いはありませんが、神社検定のホームページにて販売がされています。
試験内容
試験時間
90分間
15時20分~16時50分
試験問題数
4択 100問
合格基準
100問中70問以上の正解
試験費用
2021年は5000円でした。
(リピーター割引適用は4700円、再挑戦割引は4300円)
なお、2級と3級は併願が可能です。
試験費用は、10,000円でした。
2022年も同様と思われます。
1級用
1級のテキストは、2021年からかなり変わるようです。
年度によりテキストが変わるのも、神社検定の特徴ですね。
また、1級を受験するためには、2級に合格している必要があります。
テキスト
神社のいろは要語集 祭祀編 50%
神社のいろは要語集が1級の基本テキストとのことです。
神社のいろは要語集 祭祀編と宗教編が交互に出題されているらしく、2022年度は『神社のいろは要語集 祭祀編』が出題範囲となっています。
参考までに、「神社のいろは要語集 宗教編」はこちら
なお、『索引編』の刊行準備がされているそうです。
その本が出版されたら、宗教編と祭祀編の両方が出題範囲になるようです。
神話のおへそ「古語拾遺」編 30%
2021年の神社検定の3級の出題範囲となっている本と同様です。
2022年は「古語拾遺編」が中心テキストになるようですね。
神話のおへそ(古事記) 10%
古事記を解説しています。
こちらは2級と共通ですね。
2021年で使用された、遷宮のかたちは範囲にはいっておりません。
季刊 皇室 10%
その他、皇室という季刊誌からも10%程度出題されます。
2級と同様ですね。1級はよりマニアックな出題内容になると想定されます。
1冊は1760円です。(日本文化興隆財団 ホームページ)
天皇の動向や行事の内容・意味などが紹介されています。
DVD
Amazonの取り扱いはありませんが、神社検定のホームページにて販売がされています。
用語集、古語拾遺については、2021年7月11日現在、DVDやオンライン教材は販売されていないようです。
試験内容
試験時間
90分間
15時20分~16時50分
試験問題数
4択 100問
合格基準
100問中70問以上の正解
試験費用
2021年は7200円でした。
(リピーター割引適用は6900円、再挑戦割引は6500円)
2022年も同様と思われます。
神社検定の問題にちょっと挑戦してみよう
神社検定のTwitterでは、問題に挑戦することができます。
フォローして、挑戦してみましょう。
また、Twitterを見ていると、神社検定協賛のネット番組が2021年にあったようです。
ネット番組で話されていた内容が、試験に出題された、という声をTwitterで見かけましたので、試験に興味がある方は、やはり神社検定Twitterは注目ですね!!
合格したらどうなる?
合格した際に頂ける絵馬と、購入できるグッズを紹介しています。
こちらもぜひご覧ください!
最期に
今回は、2022年度向けの神社検定のご紹介でした。
2022年の試験がある、と仮定し、現状(2021年7月11日現在)で分かっている内容をまとめました。2021年試験がコロナ禍によりオンラインになりましたが、来年の試験形態もまだ判明していません。
但し、テキストは神社検定公式ホームページで発表されていました。
そのため、試験がある前提で、準備を進めることが可能になっています。
神社に興味のある方、ぜひ挑戦してみてください。
私は、2021年に受けた試験の結果が判明してから、2022年度の受験有無を悩みたいと思います。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
コメントを残す