はじめに
福岡の世界遺産にもなっている有名な神社、宗像大社を訪問しました。
宗像大社は、辺津宮・中津宮・沖津宮に分かれているのですが、今回は沖津宮編です。
沖津宮は直接は訪問できないため、遥拝所からの参拝となります。
フェリー乗り場から島の逆側へ向かう、シンプルな場所です。
フェリーに乗って訪問する必要があり中々行きづらい場所でもあるため、当ブログで確認してみてください。
祭神
遥拝先->沖津宮(おきつぐう) : 田心姫神
(宗像三女神の1柱です)
由緒
宗像大社全般
全体の由緒は、辺津宮の記事を参照ください。
沖津宮について
沖津宮のある海上交通の要所に位置する沖ノ島は、古来より島に立ち入り見聞きした事を口外してはならず「お不言さま(おいわずさま)」と呼ばれており、島全体が御神体と言われています。
現在でも女人禁制であり、男性でも上陸前には(裸になり海で)禊を行なわなければならないとされています。
昭和29年以来十数年に渡り沖ノ島の発掘調査が行われ、4世紀から9世紀までの古代祭祀遺構や装飾品などの大量の祭祀遺物(奉献品)、この他に縄文時代から弥生時代にかけての石器や土器などの遺物が発見されました。このことから、沖ノ島は俗に「海の正倉院」と呼ばれています。
この宝物の一部が、辺津宮の宝物館に展示されています。
島には、現在は神職1人が常駐しているとのことです。
※そちらは宗像大社が神社百景でも特集されており映像付きで確認できます。参考にリンクを貼っておきます。
訪問記
自転車で進んでいると、遥拝所が見えてきました。
沖津宮遥拝所の全体像です。
階段の手間には、こういった石碑もありました。
階段を登っていきます。
到着しました。
手前には沖津宮の境外社の「正三位神社」があります。
續風土記拾遺に「正三位社、沖津宮遙拝所」とあり、正三位社はかつて沖津宮の末社とされていたようです。
鳥居をくぐります。
鳥居を逆に見てみるととてもキレイな景色です。
遥拝所のため、拝殿のみです。
少し上に続く道がありました。
進んでみると、石が建てられています。
より近くから島を探すことができるようにしていると思います。
※この日は残念ながら向こうの島は見えませんでした
なお、沖津宮遥拝所の周りの海はとてもキレイでした。
沖津宮については、パンフレットの写真もご紹介します。
辺津宮から沖津宮遥拝所への道のり
①道中:宗像大社・辺津宮~神湊港~大島港
宗像大社前のバス亭からバスに乗ります。
辺津宮の記事はこちらを参照ください。
終点の神湊波止場まで向かいます。
船のターミナルにて大島行きの切符を購入します。
船に乗船します。約30分の船旅です。
船内の様子です。
海の上を進んでいきます。
大島港近くになると、中津宮がフェリーから見えます。
大島港に到着しました。
②道中:大島港~宗像大社・沖津宮遥拝所
大島港にて、自転車を借りることができます。
こちらの赤い自転車を借りました。
自転車で遥拝所へ向かいます。島の反対側まで自転車で行きます。
まずは、海岸を見ながら右手に進みます。
途中で左に曲がります。
(※写真にはありませんが、看板がありました)
道に迷うことはないと思いますが、アップダウンがあるため(=港と逆方面に横断する形になるため)、電動自転車でないとしんどいと思います。
景色はキレイなので、雨が降っていなければ気分よく楽しめるはずです。
途中には看板がありましたので大丈夫です。
中津宮に先に行くよりも、沖津宮遥拝所に先に行くことをオススメします。
(※御朱印は中津宮でいただきますし、中津宮は港のすぐ近くですので)
御朱印
中津宮で御朱印をいただくことができます。
中津宮の記事はこちらを参照ください。
場所・地図
<宗像大社沖津宮遙拝所>
〒811-3701 福岡県宗像市大島
<大島港>
〒811-3701 福岡県宗像市大島
<神湊港>
〒811-3501 福岡県宗像市神湊
最後に
宗像大社の沖津宮遥拝所を訪問しました。
中津宮までいらした際には、ぜひ沖津宮遥拝所まで足をのばしてみてください。
徒歩ではしんどいですが、フェリー乗り場にあるショップにて自転車を借りることができます。
もし時間があるのであれば、島でお昼ご飯を食べられたらいいと思います。
美味しそうな海鮮のお店も見かけました。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!