はじめに
福岡の世界遺産にもなっている有名な神社、宗像大社を訪問しました。
宗像大社は、辺津宮・中津宮・沖津宮に分かれているのですが、今回は中津宮編です。
中津宮は天の川・織姫/彦星伝説の発祥とされている場所です。
また、沖津宮遥拝所の御朱印も頂けます。
ぜひ、訪問してみてください。
祭神
中津宮(なかつぐう) : 湍津姫神
ご由緒
宗像大社全般
全体の由緒は、辺津宮の記事を参照ください。
中津宮について
大島で最も高い御嶽山山頂(224m)では沖ノ島と共通する祭祀が行われていました。 現在、その場所には御嶽神社が建ち、参道で中津宮社殿と結ばれています。
そのため、中津宮は御嶽神社の遥拝所なのかもしれません。
※そちらは宗像大社が神社百景でも特集されており映像付きで確認できます。参考にリンクを貼っておきます。
訪問記
入口
一の鳥居です。
一の鳥居をくぐると、更に鳥居があります。
織女神社
二の鳥居の手前に織女神社があります。
祭神:伊邪那美命
手前に川も流れており、天の川とされています。
(ここの詳細な話は分かりませんでしたが・・)
また、毎年8月7日に800年前から続く伝統の七夕祭りがあり、2社の御朱印をいただけるそうです。
大阪にも、七夕伝説のある神社もあります。
第二鳥居から神橋
第二鳥居をくぐります。
すると、すぐに池と橋があります。
渡って身を清めます。
池には鯉も泳いでいました。
橋を渡ってから逆を見た景色です。海に近いことがわかります。
手水舎から参道
橋を渡って左手に手水舎があります。
清めてから参道を登ります。
山門・本殿
中津宮の山門です。手前に狛犬が鎮座しています。
山門の間から本殿を臨みます。
本殿です。
左から見た様子です。
後ろの方から見た様子です。
右から見た様子です。
参拝します!
本殿周りの摂社
1.前戸神社
祭神:前戸大神、蛭田若宮大神、鹽屋大神、伊摩大神、縫殿大神、渡津大神、國連大神、新宮大神、春日大神、酒井大神、伊久志大神、今山大神、若宮大神
2.年所神社
祭神:年所大神、祝詞大神、山部大神、止々大神、荒熊大神、山師大神、君達大神、天宮金宮大神、御竈大神、草上大神、御船漕大神、朝拝大神、稗和大神、風隼大神、政所大神
3.御嶽神社
祭神:御嶽大神、息送大神、息正三位大神、和加大神、九日大神、濱宮大神、御衣代大神、河上大神、龍王大神、五位大神、所主大神
4.祓方神社
祭神:祓方大神、山下大神、森大神、津加計志大神、吹浦大神、示現大神、與里嶽大神、地主大神、皇大神宮、飯豐大神
5.國玉神社
祭神:國玉大神、犬王丸大神、四道大神、小野井大神、息直神社、原比女大神、御靈大神、禊方大神、葦木大神、山手大神、正三位大神、荒船大神
6.岡堺神社
祭神:岡堺大神、津田大神、浪折大神、加津浦大神、大井大神、須田大神、山口御口代大神和歌大神、只下大神、楯崎大神、年津久大神、千得下符大神、須多田大神、飯盛大神、伊摩大神
本殿周り(その他)
御神木です。
相撲や神楽用の台です。
本殿の左側かへの案内がありました。
御神水をいただけるようです。
御朱印
中津宮の御朱印です。
中津宮にて、沖津宮遥拝所と御嶽神社の御朱印もいただけます。
御嶽神社は境内摂社と思っていましたが、島の山の上に御本殿があります 。
御嶽山からの眺めがパンフレットにありました。
その他、天の川伝説にまつわるお守りも分けていただけるそうです。
興味のある方は是非確認してみてください。
沖津宮遥拝所はこちらを参照ください。
地図
〒811-3701 福岡県宗像市大島1811
最後に
こちらで一連の宗像大社シリーズは終わりになります。
中津宮については、御嶽神社にちゃんとお参りできておらず、また、牽牛神社もちゃんと参拝できていなかったため、また再訪したい神社の1つです。
天の川伝説になぞらえた、神社のお守り等もありますしね。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
『日本書紀』本文・第一の一書・第三の一書では、2番目に化生し、中津宮に祀られる。
宗像大社では日本書紀本文の通り「湍津姫神」として宗像市大島の中津宮に祀られている。御神体の依代は有職故実に「紫玉」と記述されている。