はじめに
夏の北海道旅行の際に、最終日の午前中に小樽に立ち寄りました。
北一硝子がとてもキレイだったので、Blogにてご紹介します。
特に、三号館の石油ランプを利用した喫茶室はとても幻想的でした。
訪問は開店前がおすすめです。ぜひご覧ください。
北一硝子とは?
北一硝子の発祥
明治34年)に創業した浅原硝子が前身。浅原久吉が薩摩切子の発祥の地、九州より北海道へ渡り、小樽で石油ランプの製造を始めました。
電気が普及していない当時、浅原硝子の製造する石油ランプは、人々の生活必需品でした。その後、ニシン用の浮きを作成し、業績を伸ばします。
大戦後は北海道経済が札幌に移行し斜陽化が進みますが、小樽運河地区の再開発に伴い開設した観光客向けの常設ギャラリーが人気を博し、ガラス器の販売業への業態転換に成功したそうです。
北一硝子の三号館
北一硝子三号館は、木村倉庫社長、初代木村円吉により明治中期(明治24年)に建てられた木骨石張倉庫です。
木骨には、エゾ松、トド松、床下の主要部分にはヒノキを使っています。外壁には小樽軟石が用いられております。軟石は断熱効果にすぐれ、倉庫の壁材としては最適のもので、百年以上を経た今でも、昔のまましっかりとした姿を残しております。
参考:
訪問記
北一硝子 三号館
外からの様子
舵をモチーフにした看板です。
以前の倉庫だった建物です。キレイに修復されています。とてもキレイです。
説明書きがありましたので、掲載しておきます。
中に入ると、滑車を走らせたような線路のようなものがありました。
倉庫跡の名残だと思われます。
喫茶室
「北一ホール」では毎朝8時45分の開店時に、167個の石油ランプに火を灯しています。その点灯作業は誰でも見学できます。
私は点灯は見逃しましたが、ランプが上がる前の様子を見ることができました。
こちらは、ランプが点灯する前の光景です。
とても幻想的な雰囲気でした。小樽でオススメの景色です。
こちらは、ランプの部分を拡大したものです。
見ていたら、ランプが順番に上がっていきました。
上がっていく様子も、素敵でした。
こちら、ランプが上がっていく最期の様子です。
ランプが上がりきった全体は、こちらです。
ショップを見学
とてもキレイがガラスが並んでいました。
訪問は8月中旬だったため、ビールグラスや風鈴もありました。
中には安いグラスもあれば、高いグラスも置いてあります。
こうやって見ていると、ガラスは芸術的だな、と思います。
中には、底に装飾がされているガラスもありました。
ここまでくると、相当な技術が必要なんだろうな、ということは察しがつきます。
北一硝子アウトレット
アウトレット店も運営されていたようです。
先ほどの3号館からすぐの場所にあります。
入口に大きなビアジョッキが置かれていました。
アウトレット店にあるのは、リーズナブルなガラスが多かったです。
また、携帯電話やタブレットPCが増えていることもあり、スマホ/タブレットスタンドも商品として置いてありました。
住所・地図
北一硝子3号館
〒047-0027 北海道小樽市堺町7−26
北一硝子 アウトレット
〒047-0027 北海道小樽市堺町7−20
最後に
北海道・小樽にある、北一硝子をご紹介しました。
小樽の街ブラついでに、ぜひお立ち寄りください。
とてもキレイなガラスと、珍しい石油ランプを使った喫茶室はとてもキレイでした。
特に、喫茶室は開店前に石油ランプに火が灯されてから、天井近くまで登って行く様子は素晴らしかったです。開店前の様子を入口近くで見学できました。見学できるのは有名らしく、他にも何人か待っている人がいました。
上がりきるまでの時間は短かったのですが、素敵でした。
少し値段が高かったため購入できなかったですが、ガラス製品もキレイなものが多かったです。
北一硝子、小樽を訪問した際には選択肢の1つに追加してみてください。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
今晩は、
昔、オイルランプを購入したのですが、使用しないままホヤとオイルを入れる瓶が破損しました。
これらを部品だけ購入できますか。
私は観光スポットを紹介しているだけですので不明です。買ったお店に問い合わせされてはいかがでしょうか。