目次
はじめに
生田神社・裔社の8社巡拝の6社目・7社目である六宮・八宮神社を訪問しました。
元々、八宮神社があった場所に六宮神社が合祀されました。
六宮神社の場所に学校を建設するためだったそうです。
神社として2社分の祭祀は大変とのこと。
宮司さんには感謝ですね。
では、神社を見ていきましょう。
8社の総集編はこちらで公開します。
是非ご覧くださいね。
御祭神
六宮神社
主祭神
天津彦根命
素戔嗚尊と天照大御神の誓約により、天照大御神の玉から生まれた男神5柱のうちの1柱です。
男神のうち、3番目に生れたとされます。
「古事記」では天津日子根命、「日本書紀」では天津彦根命と記されます。
茨木国造・山代国造・周芳国造などの祖とされます。
配祀
応神天皇
第15代天皇です。
八幡神として祀られていることから、後で合祀されたようです。
八宮神社
主祭神
熊野杼樟日命
素戔嗚尊と天照大御神の誓約により、天照大御神の玉から生まれた男神5柱のうちの1柱です。
男神のうち、5番目に生れたとされます。
「古事記」では熊野久須毘命、「日本書紀」では熊野櫲樟日命と記載されます。
その他、熊野忍蹈命、熊野櫲樟日命、熊野忍蹈命、熊野忍隅命、熊野大角命とも表記されます。
和歌山や島根の熊野と関係があると考えられています。
また、Wikipediaによりますと、神名の「クスビ(クスヒ)」は「奇し霊」(神秘的な神霊)もしくは「奇し火」の意と考えられる、とのことです。
配祀
素盞嗚尊
厄除神として廃止されたようです。
御由緒
社格
村社
御由緒
六宮神社の御由緒
当社は現在の楠寺の前に鎮座されていましたが、明治42年12月に、楠高等小学校の新設により、八宮神社の御社殿に合祀されました。
坂本村に皇別坂本臣紀朝臣(さかもとのおみきいのあそん)が御住みになっており武内宿弥の末孫であるため、御先祖の武内宿弥の御仕えさせられていました応神天皇を御祀りせられたものと伝えられています。出雲系の神様ですから、御一緒に祀られたものと考えられます。
厄除の守護神として、古くから厄年の人の参詣が絶えません。
旧八部郡坂本村鎮守として奉斎。
八宮神社の御由緒
当社は、橘通の、旧県警庁舎の所に鎮座されていたのですが、明治四十二年に旧神戸市役所を当社鎮座地に新築したため、現在の楠町三丁目、大倉山南東の地に移転されました。
素盞鳴尊を御奉祀せられましたのは紀朝臣(きいのあそん)でありました、紀朝臣は後、紀伊国造となり素盞鳴尊と御祀りせられたものと伝えられております。
厄除守護神として、名高い神様です。
旧八部郡坂本村鎮守として奉斎。
訪問記
入口
正面の入口
山手幹線沿いの入口です。拝殿が正面に見えます。
元が八宮神社であるため、社号標が八宮神社となっています。六宮神社とは彫られていませんね。
事前に合祀されていると知っていなければ、迷ったかもしれません・・・。
手水舎です。少し小さい手水舎でした。
山手幹線沿い
山手幹線沿いの入口です。裏手にあたるようです。
元々は八宮神社のため、鳥居には八宮神社と掲げられています。
大きな樹が植えられていました。
拝殿・本殿
八宮神社(六宮神社)の拝殿です。
お参りしました。
右側に六宮神社合祀と墨で書かれた札がかけられていますね。
両社は一つの本殿を二部屋に分け、北側が六宮神社、南側が八宮神社として鎮座とのこと。
確かに2社の札が掲げられていますね。
右側から見た社殿です。
桜の木が印象的でした。ぜひ桜の季節にも訪問してみてください。
奥に見える本殿です。
摂社:白髭稲荷大神
入口の鳥居です。
奥にも石の鳥居があります。
奥に、赤い鳥居が連なっています。
拝殿の代わりに、屋根がつけられていました。
こちらが社殿です。
左側にも、小さなお社がありますね。こちらのお社は不明です。
社殿を少し右側から見てみました。
敷地が広めに取られています。近づけはしませんでした。
その他
再建の記念碑です。
祭事を記した石碑です。
2社が合祀されているため、2社分あるようです。
何かの記事で、2社分の祭祀があるため大変だ、ということを言われていました。
なるほど、と思いました。
御朱印
六宮神社
六宮神社の御朱印です
八宮神社
八宮神社の御朱印です。
御朱印帳上は、この右側に七宮神社の御朱印が記されています。
※七宮神社の分を開けての記帳をご提案頂きました。とてもありがたいことです。
住所・地図
住所
〒650-0017 兵庫県神戸市中央区楠町3丁目4−13 八宮神社
行き方
大倉山交差点です。
ここから少し東側に向かいます。
もっこすをみかけらたら、六宮・八宮神社はすぐです。
最後に
生田神社・裔社の8社巡拝の6社目・六宮神社、八宮神社をご紹介しました。
社殿の左と右に分けて祀られています。
生田裔社8社は、遷座等を行っており本来の場所でない場合もあるようです。
このお社はその最たるものです。
神功皇后が巡拝したオリジナルの場所をプロットして、どんな様子だったか見てみたいものです。
印象的だったのは宮司さん。
ご朱印をお願いした際に、私が何も言わなくても「七宮神社分を空けておきましょうか」とご提案頂きました。こういった心遣いはとても嬉しいものです。
ぜひ、六宮神社・八宮神社を訪問してみてください。
8社の総集編はこちらで公開します。
是非ご覧くださいね。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
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