(京都)国宝・石清水八幡宮を訪問。平安京の裏鬼門を守護する、神仏習合のワンダーランド(α7Ⅲ)

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はじめに

3月の中旬に、京都の石清水八幡宮を訪問しました。

国宝で、京都・平安京の裏鬼門に位置する、国家鎮護を使命とした神社です。
大分の宇佐八幡宮から神様を勧請して建立されています。
当時の政府が八幡神社(特に、宇佐八幡宮)を重要視していたことが分かります。

山の上に社殿がある珍しい神社です。
また、見どころもめちゃくちゃ多くて、大ボリュームになってしまいました。

今回、一の鳥居から歩いて登りましたので、是非ご覧ください。

御祭神

八幡三所大神/八幡大神です。
次の3柱の総称とされています。

中御前:誉田別命 (ほんだわけのみこと)
・・・第15代応神天皇です。

西御前:比咩大神 (ひめおおかみ)
・・・宗像三女神(多紀理毘売命(たぎりびめ)、市寸島姫命(いちきしまひめ)、多岐津比売命(たぎつひめ)の3柱)とされています。一説では、卑弥呼ではないか、と考えられている方もいらっしゃるようです。

東御前:息長帯姫命 (おきながたらしひめのみこと)
・・・第14代仲哀天皇の皇后、神功皇后です。一説では、天皇だった、と考えられている方もいらっしゃるようです。

社格・由緒

社格

旧社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社。
宮中の四方拝で遥拝される神社の1つ。

宇佐神宮(大分県宇佐市)・筥崎宮(福岡市東区)(または鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市))とともに日本三大八幡宮の1つ。
氏族が先祖に対する祭祀を行う廟を宗廟と言いますが、日本では伊勢神宮と合わせて二所宗廟とされています。

また、平安時代後期に成立した22社のうち、上7社の1つとされています。

補足説明(22社)

皇城鎮守神として二十二社を定め置き、諸国までは遼遠なので臨時の祈祷等は二十二社に奉幣したとのことです。

二十二社については、こちらを参照ください。

由緒

貞観元年(859年)に南都大安寺の僧行教(空海の弟子)が豊前国、宇佐神宮にて受けた「われ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との神託により、翌貞観2年(860年)清和天皇が社殿を造営したのが創建とされます。

また、「石清水」の社名は、男山に既に鎮座していた石清水寺(現・摂社石清水社)からとも、男山の中腹から湧き出ている”石清水”からともされます。神社としては、石清水が基になって石清水社の元になった、と説明されています。

案内板です。

その他の創建の謂れ(Wikipediaより)
元々男山の麓に鎮座していたのは和気氏の氏寺であった神願寺(和気清麻呂の墓があったと伝わる)であったが、空海ゆかりの高雄山寺を神護寺に改めて新たな氏寺にした際に元の神願寺に八幡神を勧請することで新たな位置付けを与えようとして行教や清和天皇の後見人である藤原良房に働きかけたとする説もあるそうです。

なお、神宮寺であった護国寺は廃仏毀釈によって廃寺とされたが、護国寺住職の道基は1869年(明治2年)に本尊の薬師如来像と十二神将像は淡路島の東山寺に移されたそうです。

神社百景でも、特集されていました。

なお、9月15日の例祭は「石清水祭」と称され、葵祭・春日祭とともに日本三大勅祭の1つとされています。

訪問記

境内の全景

一の鳥居付近にあった地図です。
山の上にあるだけあって、とても広大な敷地となっています。

今回、 一の鳥居から本殿まで徒歩で向かう ことにしました。
(帰りはケーブルカーを使いました)

一の鳥居

一の鳥居です。すぐ左に社号標があります。

立派な鳥居です。
八幡宮の八が鳩(神に使える双鳩)になっています。

筒井(筒のように丸く掘り下げた井戸)です。

また、その前にある放生池です。

アサザという草が生えているそうです。

頓宮殿

一の鳥居をくぐると、まずは頓宮殿があります。
入口です。

頓宮殿です。

とても広い内部です。元お寺なだけあります。
祭事における神輿の待機所で、他の神社での御旅所に相当するとのことです。
四角くなっている場所に待機させるのでしょうか。

こちらに五輪塔があります。(近づくことはできません)高さは6メートルあり、重要文化財です。

出口から次へ進みます。

高良社(※御朱印あり)

創建は貞観2(860)年とも同11年(869)ともいわれ、八幡地区の氏神様です。
 御祭神:高良玉垂命  徒然草第52段、仁和寺のある法師が山麓の極楽寺・高良神社などを本宮と勘違いし山上まで上がらずに帰ったという話が有名です。

鳥居です。

社殿です。

タブの木です。こちらのお社の御神木です。

二の鳥居~三の鳥居まで

二の鳥居です。手前に狛犬もいます。

以前は、二の鳥居の近くに神馬舎があったそうで、舎のあとに石碑があります。

橋を渡ると、七曲がりが始まります。

坂が続きます。七曲がりの1つです。

ある程度登ると、お社があります。

 <大扉稲荷社 祭神:御食津神> 

景清塚です。参拝前に己の影を映し、心身を祓い清めたそうです。

参道を進みます。

ところどころに、昔あった建物に関する案内があります。

所々に竹林などがあります。

階段を登ると神馬社が見えます。

神馬社です。

三の鳥居~南総門

三の鳥居です。

一つ石です。
「勝負石」とも呼ばれる勝負必勝・勝運の石とも言われます。お百度参りの起点にもなります。

石灯籠が並ぶ素晴らしい参道です。霧島神宮を思い出しました。

脇にそれると、エジソンの記念碑がありました。
 エジソンの竹=日本・京都で石清水八幡宮周辺(男山)の竹 とのことです。

書院の入口です。閉じられていますが、こちらに重要文化財の石庭があるようです。

参道に戻ります。

南総門周辺

南総門です。

手前に手水舎があります。

手水舎の奥に、供御所(食事の調理所)があります。
そして、末社の竈神殿です。
御祭神:迦具土神、彌都波能賣神、奥津日子神、奥津比賣神
(台所を守る神様、ということで火にまつわる神様ですね)

そちらに、この言葉がありました。いい言葉ですね。

また、南総門の入口すぐ右前に、カヤの木があります。
樹齢700年以上あるそうです。樹ってすごい!ですよね。

南総門とご社殿、塀の内側(摂社除く)

入口です。

入口から真正面に拝殿があるわけではないようです。

御本殿です。

とても立派ですよね。

正面です。本殿と武内社(共に御朱印があります)が内部にあります。
武内社は遥拝になります。

織田信長が寄進したという黄金の雨どいが見れないか探しましたが、普段は見れないようです。

神楽殿です。

本殿を右から回りました。本殿の昇殿口があります。

昇殿口前の塀を中心に、織田信長が寄進したとされる信長塀があります。

また、昇殿口の右には招霊の木(おがたまのき)があります。

北の総門です。

北総門前です。丁度、昇殿口の裏になります。

校倉(あぜくら:横材の稜角部が外壁に。平面部が内壁に。壁体の木口は鋸歯状となるそうです)です。

西総門です。

御神木。楠木正成公必勝祈願参拝の際奉納の大楠です。
樹齢700年ということもあり、非常に大きいです。

御社殿奥の摂社/末社

御本殿奥には、とても多くの摂末社が鎮座しています。

水若宮社
祭神:宇治稚郎子命(神徳:良縁成就)

氣比社
祭神:氣比大神(神徳:必勝)

若宮殿社
祭神:應神天皇(応神天皇の皇女)(神徳:心身健康、祈願成就)(女性の守護神とありました)

若宮社
祭神:仁徳天皇(神徳:学業成就、心願成就)(男性の守護神とありました)

左 龍田社
祭神:級津彦命、級津媛命(神徳:航海安全、五穀豊穣)
右 貴船社
祭神:高龗神(雨乞、水乞)

一童社
祭神:磯良命(神徳:漁業安全反映)

住吉社
祭神:住吉三神; ‎底筒男命、中筒男命、表筒男命‎(神徳:海上安全、交通安全)

左 長田社
祭神 事代主神(神徳:商売繁盛)
中 生田社
祭神 稚日女尊(神徳:心身健康、長寿)※天照の和魂ともいわれています
右 廣田社
祭神 天照大御神(神徳:勝運)

帰路~展望台

見どころたっぷりな本殿と周辺を参拝したら、帰宅します。
帰宅時は、男山ケーブルカーを利用することにしました。

南総門を出ます。

総門を出て、手水舎の前を左に曲がります。

途中にもXX跡が多数あり、神仏習合の歴史を感じます。

しばらく進むと、東総門が見えます。
(ここからは、中には入れません)

そして、階段前には灯篭が2つ建っています。
こちらは、伊勢神宮の遥拝所になります。
※近くに水分社や細橋があるのですが、私は見落としてしまいました

まっすぐ進むと、そのまま進む道と下る道があります。
ケーブルカー側に進みます。

そうすると、鳥居があります。

鳥居のそばに、展望台があります。
展望台では、このような景色を見ることができます。

実際にも、とてもキレイな眺めです。

また、展望台には谷崎潤一郎に関する文学碑もあります。

ちょっと寄り道。石清水社(※御朱印あり)。

伊勢神宮の遥拝所を少し過ぎた辺りに、まっすぐ進む道と下り道があります。
下り道を下がると、石清水社が見えてきます。

石清水社です。

石清水社
祭神:天之御中主神 (神徳:心願成就)
※石清水八幡宮のもとになり、現在も水が湧き出ているそうです。

鳥居の正面です。

こちらから水が湧き出ていると思われます。

石清水社の社殿です。

石清水社の全景です。

男山ケーブルカー(男山ケーブル山上駅~男山ケーブル宮口駅)

展望台からケーブルカーの駅まで降りることができます。

ケーブルカーの山上駅です。

ケーブルカーです。

車内です。

動き出しました。

車内では、音楽が流れます。
T-SQUAREの向谷実さんが作曲されてて、 登り・下りで音楽が違う そうです。

宮口駅に到着しました。

車体がとてもキレイだな、と思ったのですが、2019年に新造されたようです。

下側の駅からは、京阪の石清水八幡宮駅は目と鼻の先です。
一の鳥居から登らなくても、御本殿の近くまで向かうことができますので、登りも是非。

御朱印

入口右側でお守りや御朱印を扱っています。

通常御朱印

石清水八幡宮の御朱印です。
※八を鳩に書いてくれることも可能なようです。

武内社の御朱印です。

高良神社の御朱印です。

特別御朱印

春・夏・秋・冬に、それぞれ3種類ずつ登場するようです。
花と帳が刺繍になってます。ビックリですよね!

春の御朱印はこちらです。1枚の初穂料が千円です。

場所

住所・地図

〒614-8588 京都府八幡市八幡30

行き方(一の鳥居)

石清水八幡宮駅(京阪電鉄)で下車します。

 改札を出て左手 のロータリーを通り過ぎます。

こちらをまっすぐ進むと一の鳥居です。
駅から徒歩5分程度です。

行き方(ケーブルカー)

改札を出て右手に行くと、すぐケーブルカーの駅が見えてきます。

ちょっと寄り道(ここだけiPhoneで撮影)

石清水八幡宮駅とケーブルカーの駅の間に、鯖寿司のお店を見つけました。
朝日屋さんです。(お取り寄せサイト

鯖寿司で有名で、お取り寄せも対応してくれてます。
私は半分の鯖寿司を持ち帰りしました(2100円)。

帰って「半分食べた後」です。めちゃくちゃ美味しかったです。
こちらの残り半分は、翌日にいただきました。

朝日屋さん、是非お立ち寄りください。
ちょっとお値段は高めですが、オススメですよ。(あ、広告費とかは頂いてません)

最後に

以前から訪問したいと思っていた、石清水八幡宮を訪問しました。
見どころが多すぎて、かなりのボリュームになりました。

これでも、100%紹介しきれていません。
刺繍御朱印を頂きに、また訪問したいくらいです。

石清水八幡宮駅には、こちらで紹介した背割堤もあります。
桜の季節に、背割堤と石清水八幡宮の桜、両方を楽しむのもいいですね!

桜の名所:(京都)八幡市で背割堤で桜のトンネルを歩く(宇治川、木津川、桂川の合流地)(α7Ⅲ)

皆さんも石清水八幡宮を訪問してみましょう。
では、皆様にもよいGOENを!

デアゴスティーニ

デル株式会社

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