宮崎カーフェリーに乗船(神戸~宮崎)太平洋周りのフェリーは波に要注意!!(RX100 M7)

阪急交通社ツアー 宮崎カーフェリー

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はじめに

宮崎カーフェリーに乗船しました。

フェリーでの旅は初めてだったため、非日常空間が楽しかったです。
船旅ならではのメリット・デメリットも見えましたので、書いていきたいと思います。

写真多めに色々とご紹介しますので、ぜひご覧ください。

宮崎カーフェリーとは?

1)運行時間

A.神戸→宮崎

19時10分発(月~土)→翌日 8時40分着
18時   発(日)  →     〃

B.宮崎→神戸

19時10分発(すべて)→翌日 7時30分着

2)フェリー乗船時間について

ご乗船開始は出航時刻の約1時間前です。
ご乗船手続きの締切りは原則として出航時刻の20分前までとなっています。

早めに乗船して、食事もお風呂も済ませてのんびり・・・。
とてもいいかもしれません。

 注意するのは、乗船手続きが出航20分前ということ。  列車と異なりギリギリでは乗れなくなってしまいます。

3)運行航路

大阪港を出発したのち、四国の南側(=太平洋側)を進みます。

4)値段

片道が寝台で14,900円、2等で13,100円です。(繁忙期除く)
往復割引はあり、復路が1割引きになるようです。

訪問記

フェリー乗り場まで(ミント神戸)

港まで徒歩で20分程度です。
今回、行きはバスを利用することにしました。

JR三宮駅で下車し、東口から改札を出ます。

東口とミント神戸の間にセブンイレブンがあります。
もし食料や飲み物を調達したい場合、こちらが便利かと思います。

コンビニから出ると、すぐ近くにミント神戸があります。
1階がバスターミナルになっているため、ミント神戸に向かいます。

バスの待合所です。沢山の人がいます。
神戸港行きなど単距離だけではなく、長距離のバスの発着がメインです。

バスが到着しました。普通の市バスです。
2020年5月現在、17時20分発と50分発(月~土)、16時45分発と17時20分発があります。
最新の状況は、宮崎フェリーのホームページを参照ください。

所要時間は、約10分程度です。

フェリーターミナルに到着しました。建物はキレイです。

フェリーターミナル

フェリーターミナルです。キレイな建物です。

※朝にフェリーから撮影した様子は下の1枚です。

1階がチケット売り場です。

2階が待ち合わせスペースと売店になっています。
売店とは言っても、お弁当等は購入できません。

3Fの屋上は展望スペースになっています。
小学生の団体がいたため雰囲気は撮影できませんでした。

フェリーです。手前の管みたいなものは、乗船のための通路です。
奥にポートアイランドに向かう赤い橋が見えます。赤い橋の手前がポートライナーの駅です。

反対側にメリケンパークのライトアップが見えます。

いざ、乗船!

2回から乗船入口につながっています。
3Fで見た管みたいな通路を進みます。

通路からフェリーも見えます。車が乗車待ちをしているようです。

誰もいない通路はちょっと映画みたいです。

チケットを見せて中に入ります。

まずは、エレベーターが出迎えてくれます。

フェリー(ロビー)の様子と自動販売機

日付入りのパネルが出迎えてくれます。

ロビーがあります。階段を上ると客室があります。

ロビーには受付と売店があります。
ここで朝はコーヒーも販売していました。奥にはコインロッカーも見えます。

ポテトチップス等の値段を見る限り、 船内であることを考えれば良心的 と思います。

神戸港から三宮までの割引バス券も販売されています。

自動販売機が色々とそろっています。
カップ麺にジュース。
 ペットボトル飲料が160円 です。殆ど外と変わりませんね。

カップ麺用に、熱湯を出すための機械もあります。

タバコにカミソリ、両替機です。

お酒です。また、奥にゲームコーナーもあります。

船室(寝床)のご紹介

雑魚寝部屋の様子です。
本当に大部屋です。

下記、私が宿泊していたところです。

2段ベッドが片側に2つ。合計8名の部屋です。
私は下側のベッドでした。

枕元に小さい棚があります。

足元に電気があります。

電気の下側の側面に、コンセントが1つあります。
複数のコンセントを使いたい場合は、3つ口などのタップが必要になります。

甲板のご紹介

1)夜の様子

甲板に出ることができます。走り出すとかなりの風でした。

甲板もロビーとその上にまたがっています。

但し、必要以上に上に行けないようになっています。

港がキレイに見えます。1度は外にでることをオススメします。

2)朝の様子

朝は朝の様子で、とても清々しかったです。

太陽はあまり出ていなかったのですが、薄っすら見えるだけでも嬉しくなります。

運が良ければ、こういった朝日も拝むことができます。

船内設備のご紹介

船内のところどころにフリースペースがあります。
こういったスペースは、早めに乗船しないとすぐ埋まります。また、夜中までどきません(酒盛りが始まります)

宮崎の観光案内もあります。

宮崎のウンチクに詳しくなるのも一興!?

もちろん、神武天皇の故郷の1つでもあるため、神社の紹介もありました。

洗面所です。さすがに古さが目立ちます。

ちなみに、洗面所の一角に船酔い用のコーナーがありました。
幸い、何とかお世話にならずに済みました。

浴室ももちろんありますが、写真は撮影できませんでした。
(空いている時間もありましたが、船酔いで忘れていました・・・)

バイキングのご紹介

バイキングは1600円です。

座席の様子です。遅い時間に行ったため、かなり空いていました。

揚げ物・サラダ・中華、などメニューは多彩です。
お刺身(カツオのたたき)もありました。

調味料もそろっています。

私がかき集めたおかずです。食べ放題とは言え、かなりのボリュームになりました。

ちなみに、ソフトドリンクは料金内ですが、ビールは別料金です。

朝食は600円とのことです。

宮崎カー・フェリーのメリット・デメリット(私見)

フェリー全般はわかりませんが、今回乗船した宮崎カー・フェリーについて感じたことを記載します。

メリット

1)寝ている間に目的地に到着できるので時間を有効活用できる

少し時間は早めですが、宮崎カーフェリーは夜に出て朝に目的地に到着します。
そのため、現地での時間を有効利用することができます。
また、足を延ばせるスペースがあるため、十分に睡眠をとることができますので、元気に活動できます。

2)寝るスペースが確保できる

夜行バスと違って、足を延ばして寝られるのはとても素晴らしいことです。
雑魚寝スペースは周りが気なりますが、二段ベッドであればカーテンがあるため、ある程度のプライベート性も確保できます。

3)食事や風呂の設備が充実している

別料金ですが食堂があります。無料でお風呂があります。
さっぱりして寝ることができるのはとてもありがたいです。

デメリット

1)インターネットに接続できない、船内Wi-Fiは遅い/途切れる/時間制限がある

船内の自分の居場所ではWi-Fiに接続できませんでした。
また、接続できたと思っても、スピードが遅い。そして、ぶちぶちと途切れます。

また、時間は制約があり、1回の航路で2時間のみ。
利用できる時間帯にも制約があります。
海の上(しかも太平洋上)を運行しているため、制約があるのは仕方ないのかもしれません。

また、船内Wi-Fi使わないよ、という場合でも、携帯電話の電波は届きません。

※Wi-Fiの案内はこちら。

2)太平洋航路があると波の影響を受ける(船酔いの可能性)

2日目の夜、帰りの便で困ったのがこちら。
宮崎を出航してしばらくすると、明け方までずっと揺れていました。

往路はそうではなかったため、天候に左右されます。
20時ごろから22時ごろまで就寝。風呂に入り、そのあとにまた就寝という形で乗り切りました。

もし船酔いをする方がいれば、保険として船酔い止めを飲んでおくことをオススメします。

3)部屋の壁が薄い

往路で悩まされたのが、この壁の薄さ。
おかげで、眠りがかなり夜中になりました。

丁度、隣の部屋が家族連れだったらしく、小さい子供が中々寝なかったのでしょう。
おばあさんか母親の「〇×ちゃん、早く寝なさい!」という声がめちゃくちゃ響いていました。
※文句言いに行こうと思った程です・・・

お陰で、翌日は寝不足でした。
(まぁ、船がずっと揺れていたため、早く寝る起爆剤にはなりましたが・・・)

4)パジャマやアメニティ(タオル、歯ブラシなど)はない

ビジネスホテルと違い、寝間着(パジャマ)や歯ブラシ等のアメニティは自分で用意する必要があります。
お風呂に入る際のタオルも同様です。
もし持っていないのであれば、売店で購入できますが、無料ではありません。

個人的な結論

メリットやデメリットはあるものの、
 船旅は非日常感を味わえてたまには乗りたい!  ですね。

次回は、宮崎便ではなく、瀬戸内海を航行する北九州便や大分便を利用してみたいですね。

地図

1.ミント神戸(神戸側のフェリーターミナル行きバス乗り場/1階です)

〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通7丁目1−1

2.宮崎フェリーターミナル(神戸港)

※三宮駅から徒歩20分程度。
ポートアイランドのポートターミナル駅からは構造上少し遠回りになります

〒650-0041 兵庫県神戸市中央区新港町3−7

最後に

フェリーの旅は非日常を味わえるため、楽しかったです。

少し乗船時間が長めになるため、PCを使う机やWi-Fi環境があればよかったと思います。
可能であれば、別の航路にて個室を使って旅をしてみたいと思います。

今後、こういった大部屋や二段ベッドの形態は見直されていくのでしょうか。
コロナ後の船旅がどうなっていくのか、着目していきたいと思います。

では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!

デル株式会社

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