目次
はじめに
有馬温泉にある、湯泉神社(とうせんじんじゃ)を訪問しました。
何と、神代に起源があり、崇神天皇時代には建立されていたとても由緒のある神社です。
また天神神社など他2社の御朱印も頂けます。
このBlogでは、天神神社(天神泉源)も併せてご紹介します。
では、どんな神社か見てみましょう!
祭神
元の祭神
大己貴命
出雲の大国主の命と考えられています。
古事記では、出雲の国を発展させた神様として出てきます。
少彦名命
大国主の補佐官として、出雲の国を大きくした神様と古事記に出てきます。
医薬等に秀でた知識を持ち合わせていた人物です。
追加された祭神
熊野久須美命
熊野詣が盛んになったことで、仁西上人により祭神が追加されました。
時代としては、仁西上人が建久2年(1191年)から有馬温泉再興を行った際に祭神が追加されたようです。
社格・由緒
社格
式内大社で、旧社格は郷社です。
由緒
「有馬温泉」の中心に鎮座し、有馬の氏神・温泉守護神として崇敬されています。
神代の昔、ご祭神の二神(大己貴命・少彦名命)が人々を病気から守るため、国々を旅し、薬草を探しに歩かれていたそうです。その際に、傷ついた三羽のカラスが赤い水を浴び、傷を治療しているのをご覧になったことで、有馬の温泉を発見したと伝えられています
上記の故事に則り、2神が神社に祀られています。
尚、湯泉神社の歴史は古く、社殿に掲げてある由緒には、崇神天皇7年には「定、神戸」と記載されているそうです。とても興味深い!
また、延長5年(927年)に撰上された「延喜式神名帳」に有馬郡の大社として出てきます。「日本書紀」には、舒明天皇・孝徳天皇・白河法皇等が参拝したことが記録されています。
訪問記
入口・参道
入口
湯泉神社の入口の鳥居です。
少し階段を登ります。
左に曲がると、石段の参道が続きます。
妙見堂
石段の途中に、妙見堂があります。
妙見堂を過ぎると、神社までもうすぐです。
上から階段下を見た景色です。
二の鳥居
二の鳥居です。
手水舎
手水舎です。
龍が水を恵んでくれていました。
本殿
本殿の手前に、狛犬が鎮座しています。
本殿です。古くて立派な社殿です。
参拝します。
本殿の形です。よく見えなかったため、明確に撮影できませんでした。
摂社・末社
本殿となり
天津社
祭神:不明でした
国津社
祭神:不明でした
大黒様
大黒様の像がありました。
子安堂
子授け・安産のご利益があるそうです。
その他敷地内
駒方神社(弁天社)
池の近くに鎮座されています。
祭神:多紀理比売命、市杵島姫命、多岐都姫命
社殿です。
吉高神社
吉高神社です。
祭神:分かりませんでした
金刀比羅神社
祭神:阿遇突命(愛宕社)、大物主命、稲倉魂命(稲荷社)
境内の様子です。
境外摂社・天神神社
天神神社
鳥居
鳥居です。
本殿
天神神社の本殿です。
お参りします。
本殿を横から見た様子です。
小じんまりとしていましたが、とてもいい雰囲気の神社です。
摂社:稲荷神社
摂社の稲荷神社です。
その他
鬼門除けに建立されたことがわかります。
天神様らしく、牛が鎮座していました。
鳥居から見た景色です。
天神泉源
温泉の1種である、天神泉源があります。
天神泉源の説明です。
勢いよく煙が出ていました。
場所
地図
〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1402
行き方
湯本坂に看板が出ています。
坂を登ります。
そうすると、高台に鳥居が見えてきます。
御朱印
御朱印
両神社共に、湯泉神社の社務所でいただけます(各500円)
(※他に今回は訪問しませんでしたが、水天宮(あなむちの神社)の御朱印も頂けます)
湯泉神社
湯泉神社の御朱印です。初穂料は500円です。
天神神社
天神神社の御朱印です。初穂料は500円です。
社務所
本殿に向かって左側に社務所があります。
場所・地図
地図・住所
住所:〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1908
行き方
温泉「金の湯」から奥に向かい、ねがい坂方面へ向かいました。
詳しくは、下記の記事を参照ください。
最後に
有馬温泉の湯泉神社をご紹介しました。
温泉寺から少し坂を登った場所に建立しています。
階段を少し上らないといけませんが、有馬温泉を守護している神代に由緒ある古社です。
また、併せて天神泉源・天神神社をご紹介しました。
こちらは有馬温泉の鬼門除けです。
いづれにせよ、とても重要な役割を持った2社になります。
有馬温泉を訪問した際には、ぜひ訪れてみてください。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
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