(北海道)船魂神社を訪問。義経伝説もある北海道最古の神社-函館旅行②(RX100 M7)

函館 観光 旅行 神社 船魂神社 源義経

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はじめに

北海道・函館を夏休みに訪問しました。
その際に訪れた、船魂神社(ふなだまじんじゃ)を訪問しました。

函館では、八幡神社が有名なようです。
五稜郭を訪問した際にも、戊辰戦争の手打ちをした場所も八幡神社の前だったようです

函館 観光 旅行 五稜郭 戊辰戦争 土方歳三

船魂神社を訪問した理由は、北海道最古ということを知ったからです。
北海道の船での交通や漁業を昔から見守っている神社

ぜ、ご覧ください。

御祭神

主祭神

塩土老翁神

塩土は「潮つ路」や「潮つ霊」と解釈されており、潮流や航海を司る神様と考えられています。
一説では、武内宿禰という説もあるようです。

海幸山幸の話では、海幸彦の釣針を失くして悲しんでいる山幸彦の前に現れ、小舟を用意した上で海神に助けを求めるようにアドバイスをしています。

また、神武東征の際には、東にいい国がある、とアドバイスをしています。

大綿津見神

神産みの段で伊弉諾尊・伊弉冉尊二神の間に生まれた神様で、神名から海の主宰神と考えられています。

また、上記の塩土老翁神が山幸彦にアドバイスをした海神が、大綿津見神です。
山幸彦はその子の豊玉毘売と結婚し生まれた子が鵜草葺不合命で神武天皇の父親となります。

素戔嗚尊

古事記の初期に、天照の兄弟として出てくる素戔嗚尊。

とても粗暴であったとありますが、その後、ヤマタノオロチを退治するなど活躍を見せます。
八坂神社に祀られており、疫病の神様とされています。

相 殿 神

愛宕大神

こちらでもご紹介しているとおり、火伏の神様です。

愛宕神社 東京 出世の石段

御由緒

社格

明治12年に村社に列せられています。

御由緒

船魂神社

保延元年(西暦1135年)崇徳天皇の御代、融通念仏宗開祖、良忍上人がこの地に着き、ここは神霊の宿る処と里人に伝え、海上安全を祈念して奉られたのが起源であり、北海道最古の神社と云われています。

以降、「ふなだまさん」と愛称され、かつては北洋、遠洋漁業団、青函連絡船の守護神として崇敬され、今日では、フェリー、作業船、貨物船、漁船、遊覧船、プレジャーボート等の守護神として、そして函館港の安全と、港湾作業に従事する人達の安全、海上安全、航海安全を願い、北海道内はもとより、全国各地からも船に関わる方々の御崇敬をうけている、とのことです。

愛宕神社

箱館城主、河野加賀守が愛宕山に創祀した神社で、往昔は無火神社と称しました。
明治13年、平塚時蔵総代他が開拓書記官 時任為基に願い出て、船魂神社に合祀されたそうです。

船魂神社のホームページより

訪問記

神社入口

神社へ向かう坂の入口に、鳥居があります。すぐ見つけられると思います。

鳥居です。くぐって進みます。

鳥居をくぐって、参道を歩きます。

手水舎

手水舎です。

柄杓はありませんでした。

手前にお水守りを確認するための水桶がありました。

本殿

階段を登って、本殿へ向かいます。

本殿です。

お参りをします。

斜め前から見た、拝殿です。

本殿のすぐ右です。

こちら、神様が見ている景色です。

摂社・末社

護北神社

祭神は不明でした。
ひょっとすると、北海道の開拓や戦死者を祀っているのかと思います

狛犬は置かれていますが、社殿の代わりに石が鎮座しています。

素戔嗚大神

特に社殿ではなく、石が置いてありました。
初めて見かけた形式です。

弥彦神社/出雲神社

2社が1社になっています。
弥彦神社の祭神:天香山命 (あめのかごやまのみこと)
出雲神社の祭神:ここでは素戔嗚と思われます

正一位 永福稲荷大神/函館稲荷大明神

稲荷神社です。
2社が1社になっています。

他にも稲荷神社の社殿がありました。

稲荷社の前に、参道がありました。

福禄寿のお社

函館山七福神の1社のようです。

弥彦神社・出雲神社以下の神社です。

その他

義経の童子岩

義経伝説の残る岩です。

義経の童子岩伝説
義経が北海道まで渡ってきた際に、船が沈みそうになった。
その際に、船魂明神のご加護を受けて、無事にたどり着いたそうです。

函館にたどり着いた際に、この岩の辺りから水が湧き出ていたとのこと。
この水をご宣託の水とも呼ばれていたとのこと。
(地元の人では、「せんたく(洗濯)」の水とも呼ばれていたことがあったとのこと)

現在では水は湧き出ていないそうです。

岩を後ろから見た様子です。

義経の武者姿の看板(?)がありました。

句碑

句碑です。よく知らない方です。

社務所からの景色

函館の海がよく見えます。とてもキレイな景色です。

御朱印

神社の御朱印です。

左側の建物が社務所です。
閉じるギリギリの17時に到着しましたが、こころよく対応頂きました。

お守り等も置いてあります。

地図・場所

住所・地図

〒040-0054 北海道函館市元町7−7−2

行き方

函館市電 「末広町下車」で下車します。
(※市電は、1つ手前で分岐します。「函館どっく前」方面に乗車ください)

日和坂を上って、突き当りです。

八幡坂からも、突き当りの道を進めば大丈夫です。

最後に

船魂神社をご紹介しました。
航海安全を祈る神社らしく、港を見渡せる場所に鎮座しています。

義経伝説があったのはびっくりしました。
北海道に渡った言い伝えもあることは知っていましたが、函館が候補地の1つだったのですね。

北海道最古とも言われる由緒ある神社です。
神社好きでなくても、拝む価値はありますね。

では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!

デアゴスティーニ

デル株式会社

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