目次
はじめに
京都の街を歩いていた際に、白峯神宮を発見しました。
神宮さんとのことで、中に入ってみたら、スポーツを中心とするご利益を求める方が多い神社です。
サッカー少年らしき家族連れが多かったです。
御祭神
第75代 崇徳天皇
崇徳上皇は保元の乱に敗れて讃岐国に流され、その地で崩御した。その後天変地異が相次いだことから上皇の祟りとされ、上皇が葬られた白峯陵(香川県坂出市)の前に、上皇を白峯大権現として祀る御影堂が建立された。
第47代 淳仁天皇
藤原仲麻呂の乱に巻き込まれて淡路国に配流され、その地で崩御した。
社格・由緒
社格
明治の新制度により官幣中社としての待遇をうけ、昭和十五年には官幣大社に御昇格されたそうです。
由緒
御霊信仰(悲劇で亡くなった方に対する供養が足りない場合に祟りがある、とする考え方)が基になった神社のようですね。
下記にご利益があるとされています。
訪問記
鳥居・入口
今出川通り沿いに鳥居が建っています。
お正月らしく、こういった看板もあります。
御門です。
すぐ正面に神楽殿(!?)が見えます。
手水舎
手水舎です。入口の右手にあります。
車が駐車されており、真っすぐには行けませんでしたが・・・。
神楽殿?能舞台?
神楽殿か、能舞台か、がありました。
神社境内の真ん中に鎮座しています。
蹴鞠神事があることもあり、サッカー関係のポスターがありました。
本殿
本殿です。神楽殿の奥にあります。
お参りする場所です。
大きな鈴が置いてあります。こちらを鳴らします。
鳴らし方が書かれていました。
摂社・末社
地主社(じしゅしゃ)
5社の合祀です。それぞれの社とご利益です。
「精大明神」は蹴鞠・和歌の宗家である公卿・飛鳥井家が代々守護神として邸内にお祀りしてきたもので、球技の神様とされています。
スポーツ上達を願う場合、こちらの神様に参拝しましょう! とのことです。
- 精大明神 :球技・スポーツ芸能上達
- 柊大明神 :厄除延命長寿
- 今宮大神 :無病息災
- 白峯天神 :学業成就
- 糸元大明神:織物繁栄・和装
※帰宅後に知ったため、写真撮れていません。
地主社にお参りしたあとに、こちらを回します。
天神様が鎮座しているため、牛の置物があります。
潜龍社(せんりゅうしゃ)
祭神:潜龍大神
昭和30年の御火焚祭の斎行中斎行中に炎の中に出現した龍神様で「寿幸長寿の神様」とのことです。
手前に可愛い「笑い龍」の手水舎があります。
鳥居です。
社殿です。
伴緒社(とものおしゃ)
祭神:源為義公、鎮西八郎為朝公親子
弓の達人であったことから、「武道の神様」とのことです。
その他施設・樹木など
鞠庭です。
手水舎の奥にある小賀玉の木です。樹齢800年とのことです。
井戸があるようです。(見つけられなかったのですが・・・)
神楽殿手前の右側です。
神楽殿手前の左側です。右近の橘です。
三つ葉の松です。
歌碑です。
お祓いどころです。
授与所に並んでいたら、飾られていました。
御朱印・お守り
御朱印
書置きでの対応でした。1枚500円。
神社の背景画に御朱印が書かれています。これは書置きでないと無理ですね。
お守り
叶う輪が有名なようです。
その他、下記のお守りもありました。*一部です。
地図
清明神社に行く途中に見かけました。
地下鉄今出川駅から徒歩で10分ちょっとです。
〒602-0054 京都府京都市上京区飛鳥井町261
最後に
私は一番ご利益があるはずの、地主社にお参りできていませんでした。
白峯神社を訪問した際には、ぜひお参りしてください。
私は蹴鞠神事に興味があるため、そちらに行けたらなぁ、と思っています。
では、皆様にもよいGOENを!
121代孝明天皇は、保元の乱(1156)によって悲運の運命を辿られた第75代崇徳天皇の御霊を慰め、かつ未曾有の国難にご加護を祈らうとされ、幕府に御下命になり四国・坂出の「白峰山陵」から京都にお迎えして、これを祀らうとされましたが叶わぬままに崩御されました。
明治天皇は父帝の御遺志を継承・心願成就され、宮地を和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸宅地跡に求められ、慶応4年(明治元年)9月6日、社殿を現在地に新造。奉迎鎮座されました。続いて明治6年に第47代淳仁天皇の御神霊を淡路島南端の御陵からお移して、御併祀になりました。