目次
はじめに
2019年の正月に、JRの元旦乗り放題切符を利用して色々な場所に出かけました。
その終着地点が金沢でした。
金沢で行きたかった神社が、今回ご紹介する白山比咩神社です。
神話でも少ししか出てこない不思議な神様。
しかし、雪が積もった白山はとても神秘的でした。
表参道で売られていた岩魚(イワナ)も美味しかったです。
ぜひ、ご覧ください。
ご祭神
白山比咩大神
菊理媛神(くくりひめのかみ)と同一神とされています。
日本書紀のみに出てくる神様で、伊邪那岐尊が黄泉の国からの出口の場面で登場します。
菊理媛神は何を言ったのでしょうか?
いづれにせよ、菊理媛神は伊奘諾尊と伊弉冉尊を仲直りさせたとして、縁結びの神とされています。
伊邪那岐尊
伊弉冉尊
ご由緒
社格
加賀国一宮。
旧社格は国幣中社。
現在は神社本庁の別表神社
白山信仰とは?
白山は、富士や立山と並んで「日本三名山」のひとつに数えられる秀麗な峰です。
白山から流れ出る豊富な水は四方の川を満たし、それが広く田畑を潤すことで、人々の生活と農事の一切が成り立っていました。
このため、古代より白山は「命をつなぐ親神様」として、水神や農業神として、山そのものを神体とする原始的な山岳信仰の対象となっていきました。
ご由緒
社伝由緒によれば、崇神天皇の時代に白山を遥拝する「まつりのにわ」が創建された。元正天皇の霊亀2年(716年)に安久濤の森に遷座して社殿堂塔が造立された、と伝わります。
室町時代中期の康正元年(1455年)以降加賀国に入った本願寺の加賀一向一揆のため年貢米が得られなくなり困窮した状況で、文明12年(1480年)に大火により全焼して、三宮神社の地に遷座します。それが、現在の場所とされています。
※杉の木が手前にあるので、手前の山だと思うのですが、違っていたらごめんなさい。
神社については、こちらも参考になりますよ。
訪問記
本殿まで
第一鳥居
一の鳥居です。
鳥居正面です。
表参道
鳥居をくぐると右に曲がって川を渡ります。
川です。
両脇に杉が植えられている参道を登っていきます。
途中、キレイな滝がありました。
御神木の老杉
御神木の杉です。
根元の周り約12m、胸高幹周り約10m、樹高約42mの巨木で、樹齢はおよそ800年とのことです。
二の鳥居と手水舎
老杉を過ぎると、二の鳥居があります。
手水舎です。
龍がすごいです。
二の鳥居を超えて進みます。
すぐに三の鳥居が見えます。
境内
三の鳥居・神門
三の鳥居があります。
三の鳥居をくぐります。
三の鳥居をくぐると大ケヤキがあります。
神門です(人が多くてすみません)
こちらをくぐります。
拝殿
拝殿です。
お参りしました。
人気神社なだけあり、人がとても多かったです。
左右から見てみます。
奥宮遥拝所
白山の奥宮の遥拝所です。
白山が昔から、カムナビ信仰の1つとして有名でした。
お参りしました。
摂社:荒御前神社
御祭神:荒御前大神(※)、日吉大神、高日大神、五味島大神
※神功皇后(じんぐうこうごう)が朝鮮半島に出兵した際、守護した神
お参りします。
摂社:住吉社
写真は撮れませんでしたが、南参道の入口にあるようです。
その他
境内の内容
力比べをしたと言われている、盤持石です。
神馬像がありました。
地域:手取川
地域を潤してくれる川です。
森の間から覗きました。
表参道にいたいわな屋さん
炭火でじっくりと焼いていて、骨まで食べられました。
めちゃくちゃ美味しかったです。
見つけたら、是非食べてみてください。
御朱印
神社の御朱印です。
地図・場所
場所
〒920-2114 石川県白山市三宮町105−1
行き方
西金沢駅でJRから西鉄の新西金沢駅に乗り換えます。
初詣の時期はお得な切符が販売されているようです。ぜひ、ご利用ください。
鶴来駅で降ります。
駅の周りもとてもキレイです。
駅から遠いため、バスで向かいます。
最後に
白山比咩神社は、一宮の神社というだけあって、とても参拝者が多かったです。
基本的には、車で来られている方も多かったですが、正月初詣切符とバスで参拝される方も多いようでした。
混雑緩和のため、バス専用道あり、一方通行での運用でした。
車で訪問される方はお気をつけください。
神社自体は、とても素晴らしいものでした。
昔から、多くの武将から信仰されていたのも分かります。
奥宮も今後訪問してみたい場所の1つです。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!