はじめに
近くに用事があって、賣布神社にも立ち寄ることにしました。
そうしたら、思いがけず龍神様のいる、古くからの言い伝えのある由緒ある神社でした。
由緒
Wikipediaによりますと、
「一帯は物部氏一族の若湯坐連(わかゆえのむらじ)が拠点としていた地であり、本来の祭神は若湯坐連の祖である意富売布連[(おおめふのむらじ)と見られる。」とのこと。
物部さんといえば、古代の大豪族ですよね。
何か関係しているのでしょうか。とても、興味深いところです。
境内
入り口から本殿手前まで
1)鳥居です。
右の石札には、「延喜式内 賣布神社」とありました。
2)参道
とても、綺麗です。
石段を登っていきます。途中で一休み。
3)途中、左手に手水舎がありました。(水は出てませんでした)
4)登り切ると、高い所にあることがわかります。
本殿
本殿の建物です。
下照姫神(高比売神)を主祭神とし、天稚彦神を配祀する。(Wikipediaより)
本殿の右に「賣布社」と右に標石があります。
こちらは、1736年に立てられていて、宝塚市文化財に指定されているそうです。
徳川吉宗の時代に、どういった神社か改めてわかった、ということですね。
祈願の木です。
他にも立派な木が生えています。
摂社・末社
豊玉神社、稲荷社
左が豊玉神社、右の朱い社が稲荷社です。
左の豊玉神社のすぐ左に龍神様がいらっしゃいます。
最初来た時、見落としてしまいました・・・(汗)
市杵島比売命(弁才天)
神武天皇遥拝所
神武天皇とどういった関係があるのでしょうか。ちょっと不思議でした。
住所
住所
「兵庫県宝塚市売布山手町1-1」です。
阪急電鉄の「売布神社」駅から徒歩でおよそ7−8分程度です。
(梅田からは、急行で約30分の乗車です)
地図
駅からの行き方
1)売布神社駅で下車します。
改札は宝塚側にあり、梅田から来た場合は踏切を渡ります。
2)池の方面へ下の写真の道路を手前側に向かって歩きます。
(奥に駅があります)
3)池が見えたら左折します
4)石碑が見えたら、右折して道なりに進みます。
5)途中に修道会の綺麗な建物があります
6)鳥居が見えたら、賣布神社です。
御朱印
社務所には、人はいらっしゃいませんでした。
が、下記のようにあらかじめ紙に記載された御朱印をいただくことができます。
小さい神社では、神主さんが専業という訳にはいかないため、
こういった方法も1つのやり方なのだと思います。
不在時に参拝者の人に不便をかけないように、という配慮と思います。
(好きでない人はいるかと思いますが・・)
追加で300円をお賽銭箱に入れて再びお参りしました。
その他
賣布神社の林
昔からある森のようですね。宝塚市文化財に指定されています。
地車の格納庫
10月18日・19日に行われるだんじり祭は八坂神社(宝塚市清荒神)と共催で、米谷東(売布、米谷)、米谷西(清荒神)の2基の地車が宮入りするそうです。(Wikipediaより)
私が訪問したときは、子供達がないやら作業をしていたようです。
参考まで
隔週刊 神社百景 DVDコレクション 再刊行版最後に
全然何も知らずに訪問したのですが、由緒ある神社でびつくりしました。
宝塚で物部さんは何をされていたのでしょうか。
龍神様のパワーをもらいに、皆様もぜひ参拝してみてください。
では、皆様にもよいGOENを!
今から約1380余年前の推古天皇18年の御創建で御祭神は下照姫神(大国主神の姫君)とその夫君の大稚彦神をお祀りしています。 当地に来られた下照姫神は住民が飢えと寒さで困窮せるを見給いて稲を植え、麻を紡ぎ、布を織ることを教えられました。その後豊かな生活を送ることができた里人はその御神徳を慕い聡明で美しい姫神さまをお祀りしました。
現在では、衣・食・財の守護神としてまた恋愛結婚成就の神様として崇敬されています。
延喜式内社として近郊に知られ、宝塚市内唯一の旧・郷社であります。
拝殿前の社号標石「売布神社」一基と社叢4100平方米は宝塚市文化財に指定されています。
平成八年 元旦
社務所