はじめに
北海道・札幌を訪問した際に、北海道神宮の頓宮を訪問しました。
所謂、奥宮と本宮という関係ではなく、本宮の出張所的な位置づけです。
頓宮という制度、北海道という地域特有の事情によるもののようです。
北海道神宮・頓宮、ぜひ、ご覧ください。
御祭神(本宮と同じ)
開拓3神
大国魂神(おおくにたまのかみ)
国土の神です。
国(令制国)または国土そのものを神格化した神様とされています。
出雲・大国主命の別名に、各地の国魂神を大国主に習合させたものと考えられています。
大那牟遅神(おおなむちのかみ)
大国魂神と同神とされています。国土経営・開拓の神とされています。
「偉大な鉱穴の貴人」の意とされています。
少彦名神(すくなひこなのかみ)
国土経営・医薬・酒造の神とされています。
大国主と共に、国を発展させた神様です。
その他
明治天皇(めいじてんのう)
近代日本の礎を築いた、とされ北海道神社に祀られることになったようです。
社格・由緒
明治11年、札幌神社(現在の北海道神宮)の遥拝所として建立されました。
札幌神社が市街地と離れており、また、積雪により参拝が難しいためです。
明治39年9月に明治天皇を増祀されました。
明治天皇を祀ったことにより、北海道神社が北海道神宮に改称されました。
戦後、昭和22年9月に、北海道神宮の神様を分祀し、遥拝所から北海道神宮の摂社・頓宮となりました。
訪問記
鳥居・手水舎
鳥居
鳥居と社号標です。
狛犬です。とても凛々しい感じがします。
(→縁結びのご利益があると言われているそうです)
左の狛犬です。
手水舎
手水舎です。とてもシンプルです。
龍が水を恵んでくれます。
社殿
短い参道です。とてもシンプルな構造です。
社殿です。シンプルな社殿です。
お参りしました。
右側から見た社殿になります。
賽銭箱の近くに、祓い言葉の紙が置かれていました。
狛犬です。左の狛犬には、子供がいるようです。
(→子授けのご利益があると考えられています)
右の狛犬です。
その他
外には、「祈 悪疫鎮静」の看板がありました。
本当にその通りだと思います。
明治天皇が参拝した際の記念碑です。
大きな2又の木が印象的でした。
社殿右側の建物です。
シャッターが下りていますが、何か使われているようです。
御朱印
御朱印
北海道神宮・頓宮の御朱印です。
社務所
本殿の右側に社務所の建物がありました。
(上記とは別の建物です)
中はとてもキレイで、お守り等を授けて頂けるようです。
その他、頓宮前のバス停(?)の表示がありました。
地図・場所
地図・住所
〒060-0052 北海道札幌市中央区南2条東3丁目10
行き方
地下鉄の路線図
北海道神宮と北海道神宮・頓宮は地下鉄1本で行くことができます。
頓宮はバスセンター前駅で下車し、本宮は円山公園駅で下車します。
道順
地下鉄「バスセンター前」駅で下車します。
出口の6番を出ます。テレビ塔が正面に見えます。
交差点を左に曲がります。そのまままっすぐ進みます。
次の信号まで歩くと、北海道神宮の頓宮が見えます。到着です。
最後に
元は北海道神宮の遥拝所だった頓宮。
雪国であるため、神社への参詣が難しいことによる頓宮でした。
遥拝所であった場所が、神様を分祀することにより頓宮となります。
頓宮は街中にありますが、とても厳かな雰囲気です。
私が都会の中の隔離された空間、神社を好きになったきっかけの雰囲気を持ちあわせています。
札幌を訪れた際は、訪問してみてください。
本宮の記事も作成していますので、そちらもご覧ください。
では、皆様にもよいGOENを!
そして、1日でも早く旅と写真が楽しめる日が来ることを!
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